紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

ふたたびタイムスリップ!

2009-03-27 23:44:00 | おでかけ
 本陣を出て、写真を撮り合った後、本陣との共通券を握りしめ、草津宿街道交流館なる場所へ移動する。

 ここではいくつかの体験が出来、東海道や中山道に関する学習ビデオなどがあるのだが、時間の関係でビデオはパス。

 1階では受付のお兄さんに案内していただき、ローラーとスタンプ台とステンシルの枠のようなものを使って、浮世絵摺り体験をする。あっという間に4色摺りの浮世絵?が完成した。無邪気に喜ぶ私たち。

 2階では
「旅の体験コーナー」
にて、しっかり掴まれてしまう。
 帯にキモノ、羽織、新撰組の法被から、手甲脚絆(てっこうきゃはん)、わらじ、振り分け荷物、三度笠? 果てはちょんまげゴムカツラまで揃っているのだ。しかも館内はやはり貸し切り状態なので、よりどりみどりである。☆紗さんの喜ぶまいことか! 

 それらを身につけて設置された駕篭に乗り込み、写真を撮ることに即決定。というか、完全に私は☆紗さんに呑まれるカタチに(笑) うーん、なんだかわからないけど、私の完敗だ・・・と心地よい敗北感を味わう(笑) 

 そんなこんなでお土産の交換会をして、交流館を出た後、お礼とともにお別れをした。私は未練がましいタイプなので、振り返り振り返り、元来た道を駅に向かったが、☆紗さんは、まっすぐ姿勢良く、次なる目的地目指して、かっこよく歩いていかれた。

 彼女の人生をフルに楽しむ姿勢や無邪気な心、なにげない心遣いや、豊かな感受性とそれに続くおう盛な好奇心をごく近くで見て、最近ちょっと体力的に弱腰で怠惰になっている自分を反省した。
 いやー、タイムリーに喝を入れてもらえました。ありがとうございます、☆紗さん。そして、翌日の京都三條到着による東海道踏破、おめでとうございます!

 いただいたお土産「かにが坂飴」。

 昔、カニの怪物が人々を襲っていたが、ある旅の僧がカニを成敗しつつも成仏を促した。するとカニは涙を流しながら喜び、甲羅が割れて厄よけの飴になった、といういわれ付き。

 すごい素朴な手作り感溢れるレアな感じの味。いかにも添加物ゼロ、なおかつ風味絶佳という感じ。窒フ皮に、丁寧にきちんと二個ずつ包まれているのが素晴らしい。