紙魚子の小部屋 パート1

節操のない読書、テレビやラジオの感想、お買い物のあれこれ、家族漫才を、ほぼ毎日書いています。

新婚プレイバック

2007-12-26 23:39:46 | ファミリー
 今日の夜は3人家族で晩ご飯を食べた。いただきものの「豆乳鍋のダシ」を使って、3人で豆乳鍋を囲んだ。Tくんは冬休み中の宿題や試験勉強やレメ[ト用の読書など忙しいので、そそくさと別室へ行く。

 私が学生の頃とは雲泥の差で、よく勉強しているし(一部特殊な趣味・笑)、ものすごい読書量(かなり偏向した趣味・笑)に驚いてしまう。大学って、マニアックな人間には天国なのかも。彼もかなり変わっていると思うが、その彼が「上には上がいるんや」というのだから、やはり世間は広い。

 Kちゃんは部活と塾で冬休みも一日中家にいることがないので、ふとした拍子に夫婦のみという時間が多くなる。新婚旅行から帰ったら、即、おじいちゃん、おばあちゃんとの同居生活が始まったので、夫婦ふたりの生活が、数える程しかなかったため、気分はちょっと新婚かも(笑)

 実はお兄ちゃんの晩ご飯は「食べて来るかも」と、出かけるときに言っていたので、「もしかして・・・ふたりでごはん?」とちょっとドキドキしていたのに、早々と7時前に帰って来るというお兄ちゃんのメールが来たとき、内心実は(小声で)「ちぇ」と(おいおい!!)「お鍋」だから人数的な支障はあんまりないんだけどね。

 まるで障害物競技のように、運動会のBGMが流れそうなくらい走る!走る!毎日ではあるけれど、協力しなければ回っていかないので、二人リレーしています。(残念ながら、子どもたちは、現在自分のことで精一杯状態)

 Kちゃんを迎えに行った帰り道、「今日は豆乳鍋やったねん」というと、「え~~!私、豆乳鍋って、一回食べてみたかったのにぃ~」と残念がること残念がること!
次回、キムチ鍋のときは、一緒に食べることを約束する。

沈黙は金

2007-12-26 01:14:21 | テレビ
 今日も『ちりとてちん』をみていて、その沈黙の多さに感心する。『ちりとてちん』になぜこんなにもハマるのか、その魅力が改めて確認された。

 説明がないから、ドラマがとても軽快かつテンモ謔ュ、しかも豊かなのだ。沈黙の中で、役者さんたちが表現しているもの。その沈黙の中で、視聴者が果てしなく想像し、思考し、空想する。

 脚本家さん、役者さんたち、スタッフの皆さん、視聴者が、これほど幸せな一体感に浸れるのは、沈黙の豊穣に他ならない。

 藤本有紀さんの錬金術のような沈黙使いについては、『髭男爵』*のように、ワイングラスで乾杯したい。

*『髭男爵』=貴族の格好をして話題が一区切りすると、ワイングラスをカチリと合わせ乾杯するお笑いコンビ。最近テレビでかいま見て、ちょっとツボでした。(子どもたちの評価は低いのですが)

メリー・クリスマス

2007-12-25 09:12:24 | ファミリー
 昨日の話である。

「おかーさん、メリークリスマスってねえ」
と、Kちゃんが質問。
「メアリークリストマスって書くんやんねえ?」

 メアリー? Maryのことか? それは、子羊のペット飼ってる女の子の名前や。

「メリーはMERRY。楽しい、とか 愉快な、っていう意味や」
「あ、そうやの?」と、消しゴムでゴシゴシするKちゃん。
クリスマスはメアリーだけのものじゃないよ(笑)

 お義姉さんにいっぱい助けてもらっているおかげで、昨日は部活&塾で忙しいKちゃんにも、クリスマスらしい夜のお弁当を作ってあげることができた。Kちゃんもお弁当を、とても喜んでいた。とりあえずは「クリスマスイブ」らしきこともできて、よかった(安堵)

皆様の祈りがかなうクリスマスでありますように!symbol2symbol3

濁点の「あ!」経由ケーキ

2007-12-24 17:58:13 | ファミリー
 おばあちゃんの骨折、入院となり、けっこう悲しいクリスマスを過ごすことになってしまったKちゃんのために、せめて予定通りケーキを作ってあげようとそのための時間をあけるため、朝から必死で家事をこなす。H氏も大車輪で大助かり。

 もちろん私がケーキを焼こうはずもなく、すでに二段にセパレートしたケーキ台(5号の食べきりサイズ)、イチゴ1パック、生クリームで、ぱぱっと、しかも安上がりにする作戦は、こんな非常事態になることを知る由もないときから、準備していた(イチゴのみ、昨夜遅く24時間オープンのスーパーにて購入)。

 が、突如お義姉さんより電話で呼び出しがあり、あと15分で外出する事態が勃発した。ケーキは断念することにして、Kちゃんにその獅`えると、ちょっと泣きそうになりながら、「いいよ」という返事。

 あまりに可愛そうなので、10分でケーキ作りに挑戦したみた。

 ケーキ台を出しスタンバイ、イチゴを3個ほど洗ってスライスする。生クリームをかき混ぜる。ちょっとかき混ぜ過ぎで、やや固めのクリームになるが、なにしろ特急作業なので固めの方が作業しやすい。

 台の切断面に生クリームを塗る。そこにスライスしたイチゴを敷き詰める。そのうえにもクリームを塗る。上の部分のケーキ台をでん!と置く。

 ほとんどテラコッタ塗装状態で雑に生クリームを上部とサイドに塗り、縦割り半分にしたイチゴを乗せる。完成! 10分でできたやん! しかもなかなか美味しそう!

 どれどれ。
余った生クリームを嘗めてみた。

 ガ~~~ン!!! 濃い、牛乳の味やん!!? あ、砂糖入れるの、忘れてた!

 再度Kちゃんのところに行き、詫びる。

「ごめん、Kちゃん。生クリームに砂糖入れるの忘れてた。お砂糖かけながらケーキ食べて」
いつものこととはいいながら、あまりの私のマヌケぶりに、ふと笑うKちゃん。「わかった~」

 お昼前に帰宅すると、すでに昨日作っておいたカレーを食べ終えていたKちゃんは、「ケーキも食べたで。全然大丈夫やった。普通に食べられたし」という。

え!? ということは、ケーキ台が甘かった、ということか。「そうみたい」

 ためしに遅く起きて来たお兄ちゃんには、事情を説明せず、「手づくりケーキ、どうぞ~♪、好きなだけ食べていいよ~」と猫なで声で言ってみた。すでにKちゃんが1/3を食べていたが、同じく1/3を、何の疑問も持たず平らげた。では、私も味見を。
 あ! ケーキ台と一緒なら、大丈夫や♪ なんという怪我の功名であろうか。

 残りのクリームは・・・ウインナー珈琲にしてみようかな。他になにかいい案があれば、ぜひ教えてください!