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花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

ひこばえ

2014年12月01日 | 学校
薬師寺に続く道の脇。
刈り取ったイネの株から青々した葉が伸びています。
これを「ひこばえ」といいます。
暖かな関西だからこその普通に見ることができる風景です。
歴史を訪ねる修学旅行!
しかしつい植物に目がいってしまうあたりに職業病を感じます。
さて薬師寺に来るといつも「そばもち」を思い出します。
ジュネ味噌で焼いたもので串もちと呼ぶ人も多くいます。
かつてそばもちは私たちの住む地域の日常食でした。
神様に供える「ハレ食」ではなく「ケ」の食です。
郷土料理のまめしとぎやなべこだんごは貴重な米粉を使うので
神様に供える食べ物ですが、そば粉を使うこのもちは確かに日常食です。
ところがなぜかそばもちを神様に供える時があるのです。
それは薬師様の縁日と同じく薬師様の年取り日の2回。
いつも不思議に思っていましたがまだ理由がよくわかりません。
いつか調べてみたいと思います。
さて私たちの年取り(年越し)は12月31日ですが、
神様の年取りは当然のことながら人間より早く行います。
神様に食べ物をお供えして、その後に人がいただくのと同じで
尊い神様の方が何でも先なのです。
薬師様の年取りは毎年12月8日。
まもなく神々の年取りが毎日のように行われます。
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紅葉と楓

2014年12月01日 | 学校
これは清水寺の真っ赤なもみじ。
面白いことに京都で見たもみじの多くは葉が小ぶりです。
名農のもみじはみんな葉が大きいので
まったく違う種類なのだと思います。
ところでもみじとカエデの違いはわかりますか?
本来はすべでカエデです!
どちらもカエデ科カエデ属に所属するからです。
そして葉の切れ込みのが深いものを◯◯もみじ、
浅いものを◯◯カエデと分けて名付けているようです。
前回、修学旅行にいった際、紅葉の名所で有名な
東福寺で切れ込みの浅いカエデを見つけました。
説明では日本に入ってきたものの中でも
とても古い種類だということでした。
みなさんのところにあるのはもみじですか、カエデですか?
同じように見えますがはっきり形が違うので
今度はじっくり確かめてください。
ちなみにカエデは「蛙の手」という意味。
そういえばよく似ています。
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