スタミナグリーン

何やら懐かしいものが机に乗っています。
これはニラでもアサツキでもありません。
青森県特産のニンニクです！
とはいってもこれはニンニクの球根ではなく
葉や茎を食べるように育てたもの。
かつてはスタミナグリーンといって少し栽培されていました。
ニンニクよりも匂いが弱く、さらにビタミンAもある。
また小さくてはじかれた「りん片」が有効活用できるので
消費者、生産者とも喜ばれてました。
しかしこのところあまり見る機会がありません。
その理由として冬にフレッシュな葉や茎を育てるため
手間がかかってしまうこと、そして手間の割には
価格が安いというのがあげられます。
とはいっても美味しいし健康にも良い
青森県ならではの優れた食材。
ぜひくずニンニクを買って
ご自分で育ててみてはいかがですか。

別世界

平成25年に新設された環境システム科。
農業と工業を融合させたまったく新しい学科として誕生しました。
今までなかった工業の実習施設も誕生し、
4月には本格的な実習ができる環境が整いつつあります！
先日、工業系の実習用品のカタログを拝見させてもらいました。
すると農業関係や生物関係では見たことのない
不思議な機器や部品が掲載されています。
農業とはまったくの別世界。
これ部分的ですが融合させていくのですから大変です。
なぜなら育成する人間像が
従来の農業や工業とは当然異なってくるからです。
これを実現させるのがスタッフの柔軟な思考と画期的なアイデア。
先駆者としての腕が試される春がまもなくやってきます。