花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

クリスマスの花といえば・・・

2015年12月13日 | 研究
クリスマスまであと2週間を切りました。
みなさんはクリスマスといえばどんな植物を思い浮かべますか?
ポインセチアやシクラメンなどが一般的ですが
チームはどうしてもクリスマスローズを一番に思い出します。
なぜならチームはもう何年も前からクリスマスローズを栽培しているからです。
それも自分たちで人工授粉をしては
種子から3年かけて育てるという本格的なもの。
最初はいろいろな花色がありましたが、地域の方に文化祭で販売したり、
チームの卒業記念品としているため、きれいな花色の株はどんどんなくなり、
今ではすっかり地味なものばかりになってしまいました!
そこで昨年、種を得る目的で新しい苗を数株導入しました。
そのひとつが原種のひとつであるニゲル。
きれいな花色をしているオリエンタリスがチームの温室では
2月頃に咲くのに対して、このニゲルは12月に真っ白い花を咲かせます。
クリスマスローズとは通称であり、正しくはヘレボラスという植物。
咲く時期がこのように種類によって異なります。
実はクリスマスローズと呼ばれるのは、このニゲルのことなのです。
先日温室をのぞいてみると、ニゲルの株元に
白いつぼみがついているではありませんか。
まさにクリスマスローズ、咲くのが楽しみです。
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メガソーラー

2015年12月13日 | 環境システム科
先日、チームは環境システム科の施設園芸班とともに
三沢市にあるメガソーラーを見学してきました。
写真にはたくさんの太陽光パネルが写っていますが
これは巨大太陽光発電所の一部でしかなく
実際はパネルが8千枚以上ととても大きいものでした。
なんと設置には10億円以上のお金がかかったそうです。
でも1年間の売電額は1億円!
約10年で回収できる計算です。
太陽光パネルの寿命は25~30年といいますから
とても魅力的なビジネス。
まさに時代を見通す先見の明の賜物です。
さてチームはこの発電所にある提案をしてきました。
発電所側も前向きにとらえてもらえたようで
来春、新たな実験的な取り組みをしたいと考えています。
実際に行うことになったらみなさんにも紹介したいので
新生フローラの楽しいプロジェクトにぜひご期待下さい。
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