花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

真夏に休眠

2024年07月23日 | 環境システム科
名久井農業高校が誇る大型水耕温室。
FLORAは、春からずっと使わせていただいています。
とはいっても今日から夏休み。
今までのように定期的な管理ができなくなります。
そこで思い切ってミスト栽培も夏休みに入ることにし、
伸び放題のレタスやスイスチャードなどを片付けることにしました。
それにしてもずいぶん伸びたものです。
分析のために栽培されていたので
もったいないけれど最初から食べるつもりはゼロ。
だからこんなお化けになってしまったのです。
かといって装置を完全に片付けないのは、
秋にもう一度レタスなどを栽培したいから。
栽培して皆さんに食べてもらうという最大の楽しみを
頑張ってサポートしてきた2年生に経験させたいと考えているからです。
冬眠ならぬ真夏の休眠。しばし栽培はお休みです。
さてTEAM JAPANは今日から本格的な発表練習。
しかし校外での進路説明会や資格取得の講座などがあり、
今週2人揃うのはたった2日だけ。不安です。
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立ち枯れ

2024年07月23日 | 学校
名久井農業高校の校舎前はグラウンド。
その奥は野菜圃場である第3農場があります。
春先は強風が吹く町なので、畑の土が舞い上がり校舎を襲うため
その対策として設置されているのが防風林。
第3農場とグラウンドの境目に植えられています。
しかしよく見ると1本赤く枯れています。
目を凝らしてみると十数m離れた樹木も同じく立ち枯れです。
これはいったいどうしてでしょう。
ここからでは樹木がわからないので何ともいえませんが
南部町は今年4月に松くい虫による被害が初めて確認されました。
令和になって松くい虫被害が確認された市町村は秋田の県境の深浦町だけ。
つまり青森県で2例目なのです。
原因は温暖化でマツノマダラカミキリが北上しているから。
実はこの南部町もやはり岩手県との県境の町なのです。
そんな不安なニュースが今年あったので、この名農の立ち枯れも不気味です。
枯れかかっているマツやナラを見かけたら町や県に報告することになっています。
ちょっと調べなければなりません。
さて8月に参加するボランティアワード。
コロナ第11波の影響か、一般の方も入場できますが
主催者サイトから登録が必要になりました。ちょっと不気味です。
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