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先日、静岡での事。
師匠の静居寺ライヴが満員御礼&大盛況で終わり、打ち上げも終わってホテルに戻ってTVを点けると
NHKドラマ「島の先生」第4話の再放送がやっていたので自宅で留守録しているんだけど
最後まで見てしまった。
奈美子さんの出産シーンなどなかなかの迫力だったなぁ。
これは師匠も撮影の時に感心したと言ってた。
女優さんってスゴいね~、と(笑)
その後、何気なく見始めたドキュメント番組にハマってしまった。
町を離れて電気も水道も無い山奥で自給自足の生活をしていく夫婦を23年間にわたって記録した番組。
「自分で食べるものは自分で作る」という頑固なオジイと明るくて亭主にぴったり寄り添って生きていくオバァ。
オジィが亡くなった後、オバァは認知症になってしまう。
「おじいさんはいつ帰ってくるんだろうねぇ」と娘に何度も聞くシーンが印象的だった。
オバァは90歳を過ぎ寝たきりになってしまうのだが、健気に介護をする娘さんが子供の頃に
教わったという唄をオバァに唄ってきかせてあげる場面で不覚にも涙が出てしまった。
♪兎追いし彼の山~
奇しくもこの日、師匠がライヴのアンコールで唄った「ふるさと」である。
何だろうね、唄って。
もちろん「ふるさと」は名曲ではあるんだけど。
師匠の場合は独特の「朝崎節」が涙を誘う。
この番組の娘さんが唄う「ふるさと」は決して上手い訳ではないが、背景をたっぷり見せられ
その後にこれを唄われたら聞く者の心を打つんだな。
結局その番組で頭が冴えちゃってその後もほとんど眠れず、翌朝ツラかったyo~。
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