前回(2009.01.13)同様にファフナーの名言からはいる。
「あなたは、そこにいますか?」
個体としての意思をもたない外宇宙の生命体にこう問われる。
さて、どう答えたものか。
もはや「職業選択の自由」なんてセリフを言う必要がなくなった現代。
しかし選択したものが招いた結果を生み出したものは紛れもなく自分が選択したもの。
ふと思う。
自分は選択したのだろうか、それとも選択させられたことに気づかないだけなのだろうか。
つごうが良いことに、現代社会では選択に困ることはない。
なぜならば、たいがいの人にとってはレールは敷かれているから、そのままレールのとおりにやっていればレールの先に見えるような未来が実現するから。
たとえば強い意志と裏づけのあるリスク管理をおこなっていれば、高校には進学しないという人生の選択も正しい。しかし、ふつうはそうはしない。なぜなら、そこにレールはないから。
政治論争だってそうだ。
マスコミが言っていることをそのまま鵜呑みにして、マスコミが悪者あつかいしている連中をいっしょに批判すれば事足りる。
靖国問題なんてその典型だ。
靖国批判をおこなっている日本人のなかで、いったいどれだけの者が靖国神社にいったことがあるだろうか。靖国批判をおこなっているK国のやつらを注意深く観察し、やつらの真の言い分が何であるか気づいたものがいったいどれだけいるだろうか。
あまねく知識を吸収し、見聞をひろげ、自分で事の顛末を考え、それでも靖国批判を行う選択も正しい。しかしマスコミが非難しているからといって ”何となく悪いことのような気がする” という気分的なものを発端に、マスコミの理論を引用して悪い理由の後付けをするのはまちがいだ。(いや、”まちがいだ” というより “脳無しだ” だな)
スィーツ脳な人にはさらにこの質問は手厳しい。
もはや「あなたは、どこにもいないではないか!」と宣言されているに等しいからだ。
わたし自身もこの問いかけに自問自答している。
「わたしは、ここにいるか?」
と。
さきの変態毎日新聞問題(※1)なども経験し、わたしはまともに新聞を読むのをやめた。
世論誘導くさい記事に辟易したし、ウソにはならないが自分の意見に都合がわるいことは報道せず故意に誤解させるという姿勢が気持ち悪くかんじたからだ。このままでは、わたしはここにいるのではなく新聞社の活字のなかにでもいることになってしまうからだ。
(いまは個人的にはロイターのwebサイトがおきにいり)
「あなたは、そこにいますか?」
と外宇宙の生命体に問われたのをきっかけに、たまにはわたしがここにいるのかどうかを自問自答しようかと思う。
【※1 変態毎日新聞問題】
11年にわたり、毎日新聞いわく「明らかに事実とは思えない」日本人に対する誤解を招くような記事を英語で全世界に向けて配信していた、という事件。
iチャネルが毎日新聞による配信だったため、わたしは即座に解約した。
くわしくは↓こちら。
http://www8.atwiki.jp/mainichi-matome/
「あなたは、そこにいますか?」
個体としての意思をもたない外宇宙の生命体にこう問われる。
さて、どう答えたものか。
もはや「職業選択の自由」なんてセリフを言う必要がなくなった現代。
しかし選択したものが招いた結果を生み出したものは紛れもなく自分が選択したもの。
ふと思う。
自分は選択したのだろうか、それとも選択させられたことに気づかないだけなのだろうか。
つごうが良いことに、現代社会では選択に困ることはない。
なぜならば、たいがいの人にとってはレールは敷かれているから、そのままレールのとおりにやっていればレールの先に見えるような未来が実現するから。
たとえば強い意志と裏づけのあるリスク管理をおこなっていれば、高校には進学しないという人生の選択も正しい。しかし、ふつうはそうはしない。なぜなら、そこにレールはないから。
政治論争だってそうだ。
マスコミが言っていることをそのまま鵜呑みにして、マスコミが悪者あつかいしている連中をいっしょに批判すれば事足りる。
靖国問題なんてその典型だ。
靖国批判をおこなっている日本人のなかで、いったいどれだけの者が靖国神社にいったことがあるだろうか。靖国批判をおこなっているK国のやつらを注意深く観察し、やつらの真の言い分が何であるか気づいたものがいったいどれだけいるだろうか。
あまねく知識を吸収し、見聞をひろげ、自分で事の顛末を考え、それでも靖国批判を行う選択も正しい。しかしマスコミが非難しているからといって ”何となく悪いことのような気がする” という気分的なものを発端に、マスコミの理論を引用して悪い理由の後付けをするのはまちがいだ。(いや、”まちがいだ” というより “脳無しだ” だな)
スィーツ脳な人にはさらにこの質問は手厳しい。
もはや「あなたは、どこにもいないではないか!」と宣言されているに等しいからだ。
わたし自身もこの問いかけに自問自答している。
「わたしは、ここにいるか?」
と。
さきの変態毎日新聞問題(※1)なども経験し、わたしはまともに新聞を読むのをやめた。
世論誘導くさい記事に辟易したし、ウソにはならないが自分の意見に都合がわるいことは報道せず故意に誤解させるという姿勢が気持ち悪くかんじたからだ。このままでは、わたしはここにいるのではなく新聞社の活字のなかにでもいることになってしまうからだ。
(いまは個人的にはロイターのwebサイトがおきにいり)
「あなたは、そこにいますか?」
と外宇宙の生命体に問われたのをきっかけに、たまにはわたしがここにいるのかどうかを自問自答しようかと思う。
【※1 変態毎日新聞問題】
11年にわたり、毎日新聞いわく「明らかに事実とは思えない」日本人に対する誤解を招くような記事を英語で全世界に向けて配信していた、という事件。
iチャネルが毎日新聞による配信だったため、わたしは即座に解約した。
くわしくは↓こちら。
http://www8.atwiki.jp/mainichi-matome/