ガトーミルフィーユバニラ BELAMER
朝方まで課題レポートに取り組み、少し寝て、
慌てて「不安と防衛機制」の研修会に向かいました。
定員2倍の約40名がひしめきあって
杉田峰康先生のDVDで解説を拝聴し、
テーマを愚直に班の6人で話合いました。
10年以上、一緒に学んでいる仲間ですから頼りになります。
教えてもらったり、意見交換したり
体験談をきいて「そういうことか!」と理解が深まったり
元気が湧いてくる時間です。
ところが、
学ぶほど「よし、理解できた」という自信はしぼみます。
経験を聴くほどに多様性が増すばかりで、モヤモヤも増量。
人間理解が簡単なら、続々と誕生する多くの心理理論は必要ないし
私に迷いも葛藤も生じない気がします。
84歳のカウンセリングSVでさえ
「今も 相談後あれで良かったか、眠れない夜がある」
と教えてくださるので、私がスッキリしないのは当然です。
「今日はうまくいった!」と感じたセッションこそ危ない。
慎重さを欠き、落とし穴が潜んでいると指導を受けます。
正解のないものを扱うしんどさに慣れてきたところです。
全てのトラブルをハッピーエンドにしてほしい、
カウンセラーが問題解決するだろうと期待する人に
「私は、あまりお役にたちません」と答えると がっかりなさいます。
カーブスに、利用料を支払うだけでは
私の筋力が強くならないのと一緒ですわい。