今日も良いお天気です。
ベランダから向かいの小さな竹山を眺めると
今年も、山藤が咲いていました。
西日本豪雨で崩れた斜面の 直ぐ近くです。
手つかずの茶色の斜面にも、
やがて根が伸びて、新しい竹が生えるでしょう。
今年度の新入生は、
高校の卒業式も、学園の入学式も簡素で
去年までとは 全く違うものでした。
期待していたであろう学生生活は 3月から休校続きで、
ステイホーム週間は、遊びに行く場所もありません。
下宿先で ゲームやYouTubeに熱中して 気晴らしできるといいですが
ホームシックや 感染を過度に恐れて 心細くなっていないでしょうか。
学年が1つ進んだ在校生も、
自粛でバイトを失ったり、就職先の活気が消えたり
家庭の経済危機に揺れたり、人間関係で悩んだり
国家試験や各種資格を受験できるのか、
不安に陥っていないでしょうか。
教員の皆さんは、慣れない業務に四苦八苦しながら、
学生のために 懸命に頑張っています。
先生たちの想いが、みんなに伝わるといいなあと願います。
充分ではありませんが、何も無いよりはましとばかりに、
私達も学生相談室レターが復活できるよう 準備中です。
地域のコロナ危機を乗り越えようとして
それぞれの持ち場を 守ってくれる人々が大勢います。
感謝すると 勇気がでます。
誰もが「大丈夫」って 誰かに言って欲しい
そんな令和2年の 初夏を待つ午後です。