ヒーローといえば・・
知恵と勇気とスキルの高さで、怪獣や悪魔や悪党をやっつける
ウルトラマン・スーパーマン系のヒーローが続々と登場する中で、
お腹の減った人に自分の顔を食べさせるアンパンマンの人気も不動。
「飢餓から生命を守ってこそヒーロー。正義には自己犠牲が伴う」
アンパンマンを描いたやなせたかし氏の太平洋戦争従軍体験が
その考え方の根底に流れていることを知った。
敵から守ってくれて、しかも食物まで与えてくれるなんて最高!
私の周りには、より適した考え方で、心の中にすくう敵から生命を守るヒーローが大勢いる。
絶体絶命の中で、懸命に頑張ってくれるのは同じだが
特徴は、助けて欲しい人と等身大であること。空を飛んだり、特別な魔法を使うわけじゃない。
しかも、「私に任せて安全な場所で待ってて」なんて絶対言わない。
アニメで表現するなら・・モビルスーツとか、まとわり付くオーラのイメージかな。
傷ついた人が感じる刺激を緩和し、動きやすくサポートする。温かく癒す。
100%の死を望む人は、もう死んでる状態かもしれない。
本当は生きたいけれど、今は死ぬしかないと感じるような
死にたい度99%までの人は、助けをもとめた方がよい。
私などは、死にたい度30%以下の人でないと、
ボロボロになって役割をはたせないだろうから、
サポートできる人を選ぶ必要があるし
有能なヒーローにつなぐのも私の仕事と心得る。