アマゾンプライムビデオで鑑賞
筋ジストロフィーで全身の筋力を失っいつつある主人公が
入院を嫌い、親に頼らない、地域での自立生活をする。
彼を大勢のボランティアが支える実話が映画になった。
懐かしい気持ちで観た。
「あんた、何様!」(こっちは、ただで助けてあげてるのに)
っていうセリフは、ダイレクトでいい。
信頼関係がないと対等の付き合いはできないと思う。
「この人は、一人じゃ生きてゆけない。だから私は助ける。」
と自然に行動する人達がいる。
損得勘定でしか人間が動かないと思ったら、大間違いだ
実は、私が女子大生の頃から、こんな現場を知っている。
大学生ボランティアが交代で、24時間の自立生活を支えた。
私の友人も学生ボランティアで活動した。
卒業後に、結婚式に招待してもらった。
結婚式のパーティーは、明るくにぎやかだったが
筋ジスという病気のせいか、
花嫁の父と私が、新婦側の出席者だった。
地元テレビ局のインタビューに 閉口した無口なお父さんを
披露宴のあと、私の車に乗せて高速を走ったことが
鮮やかによみがえってくる。
気が向いたら、ご覧ください。
不完全な私たちが助け合って生きてゆく勇気をもらいました。