菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

ゴッホ展

2019年11月30日 | 美術館巡り
今日は上野の森で開催されている「ゴッホ展」へ。
チケットは待たずに買えたので、これは空いているかなと思いきや、中は激混みでした。
上野の森美術館は小さいからね〜、致し方ないかな。
ゴッホ展は結構観ているけど、今回はゴッホの兄にも光を当てた演出で、是非音声ガイドがお勧めです。

それにしても、もう少しゆっくり観たかったな〜。






「松方コレクション展」

2019年06月27日 | 美術館巡り
今日は上野で打ち合わせの予定が入っていたので、上野の森で開催されている「松方コレクション展」を先に見ようと少し早めに出かけました。
会場は国立西洋美術館で、会館60周年記念だそうです。
松方コレクションとは、神戸の川崎造船所(現・川崎重工業)の初代社長などを務めた松方幸次郎が、1910~20年代にヨーロッパ各地で蒐集した美術品のコレクション。
浮世絵約8000点のほか、西洋絵画、素描、版画、彫刻、装飾芸術品など3000点近くにのぼります。
第二次世界大戦の前後に散逸、焼失した作品も多いですが、コレクションの一部は戦後、日本へ「松方コレクション」として返還されました。これを保管展示するための美術館として1959年に国立西洋美術館が設立されたそうです。
内容はさすがに盛りだくさん。
1時間の予定をしていたのですが、やはり時間が足りなかった。
ちょっと残念な結果に・・
時間があったら再来館したい感じです。






奥村 土牛展

2019年02月23日 | 美術館巡り
山種美術館で行われている「奥村 土牛」生誕130年記念を見てきた。
土牛の作品は、今までも日本画の巨匠達などと銘打った展覧会では、何点かは見てはいましたが、これほどまでの展示数を一同に見たのは初めてでした。
それはそれは感動ものでした。
土牛は静物から小動物、花、鳥、風景、人物など多岐に渡っていますが、そのどれをとってもかなりの存在感がにじみ出ています。
まるで定規を使って書いたような直線、またその逆に炭をぼかして表現するなどそのテクニックもさることながら、すべてが話しかけてくるような存在感がありました。
時間があったらもう一度見てみたい。

やはり芸術というのは奥の深いところで、複雑に何かが絡み合ってできているんだな。
土牛はこう言っています。
「芸術に完成はあり得ない。どこまで大きく未完成で終わるかだ」と。





<この吉野は撮影可能でした。>


<この吉野は撮影可能でした。>


<この吉野は撮影可能でした。>

特別招待券

2018年11月20日 | 美術館巡り
先ほど、山形から戻ってきました。
その足で、国立新美術館へ。
今日は火曜日で美術館はお休みですが、実は特別招待券をいただいていたので、再び東山魁夷展を見に行ってきました。
招待者だけの美術鑑賞は始めて。
じっくり鑑賞することができました。
特に唐招提寺御影堂の障壁画は、一番後ろに設置されている休憩用の椅子に座って独り占め。
まるで壁画に描かれている波が、こちらに動いてくるような錯覚に陥りました。
恥ずかしながら、この壁画の素晴らしさが始めてわかったような気がしました。
70点の名品を独り占め。
贅沢な時間を過ごすことができました。

帰りは富士フイルムスクエア写真歴史博物館で展示されている、前田真三「出会いの瞬間を求めて」を拝見。
前田真三作品は、なぜか東山魁夷作品と共通している部分が多く、鑑賞後は同じような感覚を味わうことができる作家だと思っています。
前田真三が画家だったら東山魁夷に、東山魁夷が写真家だったら前田真三になっていたのではないかと私は思っています。
いずれにしても、充実した時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。










フェルメール展

2018年11月16日 | 美術館巡り
東京は今日も小春日和。
ジャケット1枚でも汗ばむほどです。

そんな中、上野の森美術館へ。
前もってチケット購入していたフェルメール展に行ってきました。
到着したのは10時半頃。
すでに11時からの入場券を持っている人が行列を作っていました。
入館時間まで30分も待っているのが嫌だな〜と思い、時間つぶしに近くの喫茶店へ。
11時に再び美術館前に来たら、今度は10倍くらいの長蛇の列でした。
すでに入場開始していたのですが、入るまで30分待ちとか。
結局同じやん。

上野の森美術館で、これだけの人が入ったら大変な事になっているだろうと予想はしたのですが案の定。
館内はすざましい事になっていました。
前売りしてこれかよ・・
しかも入場料が高い。(2,500円)
音声ガイドは無料だったので、これは許せるかな。
2年くらい前に見た、あの有名な「真珠の首飾の少女(青いターバンの少女)」がなかったのが残念。
内容は素晴らしかったけど、思ったより点数が少ないのと鑑賞者が多すぎてちょっと消化不良でした。

フェルメールってこんなに人気あったかな〜・・・疑問。
人気が人気を呼んでいる。
そんな感じがしました。

長蛇の列




巨大な看板



東山魁夷展とボナール展

2018年11月15日 | 美術館巡り
今日の東京は小春日和。
絶好の美術館巡り日和となりました。
早速、国立新美術館で開催されている東山魁夷展と同時開催のボナール展へ。
お昼前なら少しは空いているだろうと思いきや、長蛇の列。
中もかなりの人で大混雑でした。
東山魁夷展は、事あるごとに見ているのですがやはり凄い。
あいだを空けると、図録のイメージが強くなってくるのですが、久しぶりに本物を見るとその重厚さや格調高さがキャンバスから伝わってくる。
音声ガイドには生前の肉声も入っていて、それがまた重みを感じさせる言葉ばかりなのだ。
もう神というか、仏の境地なのでしょう。
東山魁夷展は今日は予習。
もう一度見ようと思っています。



図録は沢山あるので買わないと思っていたのですが、また買ってしまった。





『モネそれからの100年』

2018年08月15日 | 美術館巡り
昨日もかなり暑かった。
そんな中、横浜美術館に出掛けました。
告知の時から気になっていた『モネそれからの100年』展を観るためです。
一番混み合っている時に着いたようで、チケット購入まで30分くらいかかってしまった。
場内もかなり混んでいましたが、内容は素晴らしかった。
モネに影響された世界の画家や、日本人画家達も一堂に展示されていました。
見終わるまで1時間はかかるので、脚が棒のようになってしまったのがちと辛い。(⌒-⌒; )

久しぶりの横浜で、なにか美味しいものでもと思ったのですが、食事何処はどこも行列。
何でもピカチュウイベントがあったようで、子供から大人まで皆ピカチュウだらけ。
どうりで混んでいるわけだ。

夜は知人の家族と一緒に夕食を。
飯田橋の駅前にあるサクラテラスというマンショに住んでいます。
実に羨ましいかぎり。
ご主人と私だけでワインを2本。
ちょっと飲み過ぎました。
屋上から見る夜景も最高でした。

<横浜美術館>


<チケットを買うための行列>






<飯田橋サクラテラス>












至上の印象派展 絵画史上、最強の美少女

2018年04月02日 | 美術館巡り
世界最高峰の印象派コレクション、最後の来日。
世界的なプライベートコレクション、スイスのビュールレ・コレクション展が、今、国立新美術館で開催されています。
先日、花見も兼ねて六本木まで出掛けてきました。
モネ、ゴッホ、マネ、セザンヌ、ピカソなど世界を代表する画家達です。
観たかったのは<イレーヌ・カーン・ダンヴェール穣>。
通称(可愛いイレーヌ)です。
文字通り実に可愛い。
モデルはダンヴェール伯爵の長女イレーヌであり、当時8歳だったというから驚きです。
この絵の前はかなりの人だかりでした。
ラスト展示はモネの<睡蓮の池、緑の反映>。
高さ2m、横4mの大作で、この作品のみ撮影可能でした。
いずれにしても、ビュールレ・コレクションは2020年にチューリヒ美術館に移管するとのことで、貴重な作品群を堪能することができました。









<国立新美術館の内観>

花見

2018年03月29日 | 美術館巡り
昨日の東京は夏日。
暑かった。
桜が満開なのに、まだ花見をしていません。
どこにいっても混んでいるだろうと、以前から気になっていた山種美術館の「桜 さくら SAKURA 2018」に行ってきました。
さすがは日本画所蔵ナンバーワンの美術館だけあって内容は圧巻でした。
大好きな東山魁夷や奥村土牛、小林古径、そして石田武など。
あたりまえですが、画集と違って本物は質感が全く違う。
何千枚、何万枚という桜の花びらは、一体どうやって描くのだろう。
気が遠くなる作業です。
それだから人を感動させられるのでしょう。
日本画も果てしなく奥が深い。



<撮影可能な屏風絵>


<撮影可能な屏風絵>




<東山魁夷 PCより>


<石田武 PCより>


<小林古径 PCより>


<美術館近くの桜並木>

相田みつを美術館

2018年02月04日 | 美術館巡り
昨日、千葉から東京駅に着いたのが午前10時頃。
お昼の待ち合わせまで少し時間があったので、有楽町にある「相田みつを美術館」を訪れました。
記憶では銀座にあったと思っていたのですが、やはり2003年(平成15年)に、銀座から現在の有楽町東京国際フォーラム内に移転したそうです。
ですので、来館するのは超久々となりました。
タイミング良く「朝散歩」という日だったらしく、館長自らが館内を周りながら説明して下さいました。
館長は相田一人氏。
相田みつをの長男にあたる方だそうです。

こんな短い言葉で、これほど感動を与えることができる人は、そうはいないですよね。
世に開花したのは60歳を過ぎてからということで、下積みの長さがそのような力強い作品を生んでいるのでしょう。
たまにはここでのんびりと作品を観ながらお茶するのも悪くない。
とても満たされた時間になりました。







見たよ!という方は下のバナーをワンクリックお願い致します。

☆☆★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

電子書籍 菊地晴夫写真集 Digital 『光彩の大地』好評販売中
●Apple iBooks
●Amazon Kindle
●楽天Kobo