残暑お見舞い申し上げます。
本州は猛暑&雷雨が続いているようですね。
北海道は寒波のせいで朝晩は寒いくらいです。
撮影のご案内が続いていますが、朝焼けを狙らうとなると出発は少し遅くなったとはいえ3時40分。
焼けるまで三脚を立てて待っていると、初めは涼しくて気持ちが良いのですがしだいに寒くなってきます。
撮影が終わる頃には冷え切って、車のエアコンは暖房に切り替える状態です。
そんな寒さに耐えて撮影したのがこのカット、本日の朝焼けです。
秋の雲、鱗雲(うろこぐも)が旭岳を覆っていたので今日は焼けると期待しました。
しかし、初めの照り返しが不発に終わり、ダメかなと諦めかけていた矢先にようやく焼け始めました。
邪魔していた雲の切れ間から太陽の光が差し込んだようです。
始めは鱗雲だけと思っていたのですが、実は二段構造になっていました。
一番上に鱗雲がありその下にも他の種類の雲があったようで、普通なら時間差で焼けるのですが、今日は上層部はオレンジ色、下層部は真っ赤と同時に焼け始めました。
少し粗雑な感じがあったので撮るかどうしようか迷ったのですが、あまりにも華やかな色合いに思わずカメラをセット、撮影したのがこのカットです。
「写真は端正に撮る」ということを心がけていますが、たまには花火のように賑やかなモティーフも良いものです。
《朝焼けに染まる旭岳》
MAMIYA 645AFD ZD-Backdigital 55~105mm F-16 1/15 RAW