菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

美瑛の「ザルツカンマーグート」

2012年08月30日 | Weblog
日帰りで昨夜札幌から戻りました。
ついでに買い物と「東山魁夷展」などを満喫。
久々の札幌、やはり都会だな~

しかし、今日は暑かった。
最高気温は31度、おまけに湿度全開。まるで本州です。
移住する時に周りの人から「なんで北海道?」って質問されて、「これからは北海道でコシヒカリが採れる時代になる」といって笑ったことがあったのですが、でも今は現実にそうなっています。
それが当たったなんて喜んでいられない、これは恐ろしいことなのです。

話変わりますが、今日の写真は昨日の朝焼けの一枚。
この水沢ダムは、以前は絶好の撮影ポイントでした。
しかし、近年整備されて、といっても整備しすぎて、周りに白樺の木を植えたために湖面が全く見えなくなってしまいました。
私は美瑛の「ザルツカンマーグート」(ウィーン郊外の湖水地方でサウンド・オブ・ミュージックの舞台になったところ)と呼んでいたのですが、今では朝陽を狙うカメラマンはゼロ。
こんなヨーロッパのような絶景のところが、このような状態では非常に残念です。

管理するところ、見学できるところ、手を付けないところ、使い分けして自然と共存できれば良いですよね。
ちなみにこの写真は1mを超える雑草をかき分けて湖面間際まで近より撮影したもの。
ヤブ蚊と朝露にやられどうしでした。(^_^;