菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

PENTAX645Z

2015年01月29日 | 風景写真
お借りしているPENTAX645Zですが、良い条件の時に美瑛にいなかったりとなかなか撮影する機会がありません。
何かかっこいい写真が撮れたらアップしようと思っていたのですが無理そうなので、前回のツアー時に撮影した写真を現像したのでアップ致します。

RAWデータはワンカットで63MB。
私が使用している5Dと比較すると優に3倍以上となります。
カット数を多く撮るとPCにコピーするだけでも結構な時間がかかるほどです。

私はカメラに関しては極めて無知なのであまりレビューなるものは出来ないのですが、やはり光学ローパスフィルターレスの大型CMOSセンサーに記録するという有利さはかなりあるようです。
冬季ということもあり様々な色合いのダイナミックレンジまではわからないものの、色調は極めてナチュラルな印象でした。
青みがかった美瑛川の水のディテールと、白トビしていない雪の質感がはっきりとわかります。
川底の石までもが、まるで手に取るように描写されています。
また、垂れ下がっている細かな枝先までくっきりと描写していて、拡大していっても全く不安を感じさせませんでした。
このカメラで撮ると、何となく写真が上手くなったような錯覚を起こしてしまいそうです。

通常の撮影では35mmサイズのカメラでも十分なのでしょうが、大伸ばしなどを目的としている時は最良の相棒となりそうです。
今回の写真展では大伸ばしも含め30点ほど展示するのですが、こんなカメラで撮っていたら美瑛の美しさを更に表現出来たのでないかと少し悔やまれます。
使わなかったほうが良かったかも知れません。(^_^; <つづく>



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