陶芸家の巨匠、皆空窯 南 正剛氏のPV取材が始まりました。
改めて作品を拝見すると、その重厚さや芸術性に驚かされます。
アートとはこういうものをいうのでしょう。
これらの作品はいずれも氷裂(ひょうれつ)という呼び名が付いています。
氷裂とは、厳寒期氷点下10度以下の屋外での施粕時に軸薬中の水分が凍る事で出来た文様をそのまま焼付けて生まれた器で、
厳寒の朝、窓ガラスに現れたしばれ模様の美しさに魅了された思いを表現したものとのこと。
複雑に描かれたというか自然が作り出した文様を、氏の発想と技で昇華させたものでしょう。
この素晴らしさをどこまで表現できるかだな。