菊地晴夫の美瑛写真家日記

美瑛・富良野の旬の情報や、最近の出来事をご紹介いたします。

こっこ

2008年08月10日 | Weblog
 
このところ抜けるような青空続きで、絶好の撮影日和が続いています。
やや雲が湧きすぎる時間帯もありますが、あまり贅沢をいうとまた天からのお叱りを受けますのでこれで大満足。
被写体はこの時期それほど豊富とはいえませんが、ピンポイントでかなりのカットを撮影しました。

また、昨日はこんなハプニングも。
2~3日前から狙いをつけていた丘に上がってみると予想通り。ちょうどばっかんロールを巻いている現場に遭遇しました。
私は農作業風景を撮る場合は、比較的遠くから望遠レンズを使って撮影します。カメラを向けられるのを極端に嫌う人がいるからです。
しかし、昨日はロケーション、気象条件とも申し分なし。すぐ近くから撮らせてもらうことにしました。
撮り始めてしばらくすると、一人の農婦がこちらに走ってきました。
「これはまた叱られるかな」と一瞬ビビってしまいましたが、手の中にはなにやら動物が。
いきなり「これうさぎのこっこ」。
なんでも刈り取った小麦畑にうずくまっていたとのことです。
きっと近くに巣があって、収穫時にびっくりして親はどこかに逃げてしまったんでしょうか。
機械に巻き込まれなくて良かったね。

「一人でも生き延びられるかな」と聞くと、「だいじょうぶだよ、野生のうさぎだもの」
そういいながら、少し離れた草むらに放してあげていました。

この時撮影したばっかんロールは次回。

残暑お見舞い

2008年08月08日 | Weblog
 
残暑お見舞い申し上げます。
本州は猛暑&雷雨が続いているようですね。

北海道は寒波のせいで朝晩は寒いくらいです。
撮影のご案内が続いていますが、朝焼けを狙らうとなると出発は少し遅くなったとはいえ3時40分。
焼けるまで三脚を立てて待っていると、初めは涼しくて気持ちが良いのですがしだいに寒くなってきます。
撮影が終わる頃には冷え切って、車のエアコンは暖房に切り替える状態です。

そんな寒さに耐えて撮影したのがこのカット、本日の朝焼けです。
秋の雲、鱗雲(うろこぐも)が旭岳を覆っていたので今日は焼けると期待しました。
しかし、初めの照り返しが不発に終わり、ダメかなと諦めかけていた矢先にようやく焼け始めました。
邪魔していた雲の切れ間から太陽の光が差し込んだようです。
始めは鱗雲だけと思っていたのですが、実は二段構造になっていました。
一番上に鱗雲がありその下にも他の種類の雲があったようで、普通なら時間差で焼けるのですが、今日は上層部はオレンジ色、下層部は真っ赤と同時に焼け始めました。
少し粗雑な感じがあったので撮るかどうしようか迷ったのですが、あまりにも華やかな色合いに思わずカメラをセット、撮影したのがこのカットです。
「写真は端正に撮る」ということを心がけていますが、たまには花火のように賑やかなモティーフも良いものです。

《朝焼けに染まる旭岳》
MAMIYA 645AFD ZD-Backdigital 55~105mm F-16 1/15 RAW

バーベキュー

2008年08月06日 | Weblog
 
美瑛は今日も快晴です。
日中少し蒸し暑いですが、エアコンを入れるほどではありません。

そういえば今年はまだ一度もエアコンを使っていません。
例年ですと7月下旬から8月上旬に、おおよそ1週間から10日くらいは稼働させます。
蒸し暑いのはもちろんですが、年一回の試運転を兼ねての方が強いでしょうか。
今年はそれだけ凌ぎやすいのかも知れません。

先日は仲間そろってバーベキュー。
この時期はやはり屋外パーティが最高ですね。
美馬牛の高台に居を構えるI氏が企画、いつものプール仲間が集まりました。
メンバーは関東や関西からの移住組がほとんどです。
夏はもちろんビール。我が家からは生ビール(樽)とサーバーを持参で出かけました。
(お酒好きの我が家では夏は常に本格生サーバー標準装備です。)

語らいは夜中まで弾みましたが、空気も澄んで星空も綺麗。
皆で天の川を眺めながら、終いには宇宙談義。
とても楽しい一時を過ごしました。

ブラボー・北海道、ブラボー・美瑛。

photo by isomura

赤麦ロール

2008年08月05日 | Weblog
 
美瑛は再び高気圧圏内。
昨日から快晴が続いており、今週一週間晴れマークが並んでいます。
日中は気温が高いのですが、朝夕はかなり涼しく凌ぎやすい日が続いています。
例年ですと太平洋高気圧が張り出す時期で、夜でも蒸し暑くなるのですが今年は違うようです。
前線がまだ東北あたりにあり、北海道にはオホーツクの乾いた高気圧が居座っています。

この写真は赤麦ロール。
刈り取りの頃には色も黒ずんで、他の小麦と全く変わらない色合いになってしまいます。
生産者の高谷氏から連絡が入って、先日の雨の前に取り込みたかったらしいのですが間に合わなかったとのこと。
こちらとしたら「しめしめ」。
夕方、早速撮影に行ってきました。
空気が澄みきっているせいか、それほど赤見がでなかったのが少し残念。

明朝は朝日が差し込む瞬間を狙ってみますが、イメージ通りの風景が展開されるか楽しみです。

《夕日に映える赤麦ロール》CANON EOS-5D 24~105mm f11,AE RAW


雨上がり

2008年08月04日 | Weblog
 
昨夜は猛烈な雨になりました。
お昼過ぎから会合があったのですが、その時はまだ曇り空。しかし、夜戻って来る頃には土砂降りになっていました。
車庫から自宅までわずか10mほどしか離れていませんが、戻るまでにびっしょり濡れてしまうほどでした。
その後も夜中中、ずっと激しい雨音が聞こえていました。

しかし、どうでしょう。
今朝は一転快晴です。
おまけに雨上がりの霧まで出ており、まさしく撮影日より。
気持ちを切り替えて早朝撮影に出かけ、遅い朝食を取り終えたところです。

出かける前にイメージしたのは霧と丘のロールです。
でも、何処を回ってもロールはありません。
週末は荒れ模様の予報が出ていたので、ほとんどしまい込んだようです。
次から次へとシャッターチャンスが現れるのが美瑛の大きな魅力ですが、瞬く間に消え去るのも美瑛の特徴かも知れません。

《雨上がりの小麦畑》
MAMIYA 645AFD ZD-Backdigital 55~105mm F-16 1/15 RAW


ばっかんロール

2008年08月02日 | Weblog
 
昨日は予報に反して曇り時々晴れのまずまずの天気。
でも、今日はやはり朝から大荒れです。
風が強まってきて、時折横なぐりの雨となっています。
これから益々悪くなるとのことで、週末お越しの観光客の方にとっては不運かと思います。

さて、早いもので8月に入りました。
本州ではこれからが夏本番となりますが、北海道ではせいぜい旧盆まで。
それを過ぎると一気に秋へと季節は移ろいます。
足下を見ると、すでにハギの花やススキも咲き始めており、秋はすぐそこまで来ています。

丘では小麦の収穫真っ最中。
ロールがあちらこちらに点在しています。
このロールは麦桿(ばっかん)ロールと呼ばれ、麦の収穫後の茎を丸めたものです。
主に家畜の敷きワラに使うため酪農家に引き渡されますが、その後は有機肥料となり再度農家に還元されます。
つまり究極のエコ。

まだまだ言葉やかけ声だけが先行しているように見える省エネの取り組みですが、ずっと以前から繰り返されているんですね。
つまり、あまり難しく考える必要はなく、物を無駄にしないということでしょうか。

《ロール点々》CANON EOS-5D 28~105mm f11,AE RAW