今日、5月5日の朝は、とってもいいお天気。
窓から見える青い空を見ながら、昔を思い出しています。
それは、30年前の昭和61年5月5日。
あの日も、今日と同じ、とってもいいお天気でした。
当時23歳の私は、ソワソワとしながらも、行きつけの散髪屋さんへ行き、当時はふさふさだった頭髪の散髪。
そして、散髪屋さんでうだうだしゃべっていると、「早く帰ってこい。」と家から電話。
慌てて戻り、今度は美容室へ行き、和装の着付け。
この日は、結婚式。
私は新郎です。
着付けが終わり、近くの料理屋さんが式場のため、一人歩いて向かいます。
その途中で、「〇〇ちゃん、おめでとうさん。」と近所のおばちゃんたちに声をかけられ、照れくさいこと。
そんなこんなとしていると、新婦がわが家のお仏壇にお参りするため、到着。
それから、歩いて式場へ。
さすがに今日の主役は新婦さん。
道中、おばちゃんたちに見守られて到着。
それから、結婚式、披露宴と長々と続きます。
一番の感動は、わが父親のうれしそうな顔。
当時、父は52歳。
45歳で大病を患い、もうダメと思われていたのを頑張り、息子の結婚式を迎えました。
最後のあいさつの中に「本来ならば、三途の川の向こう側から見ていたであろう・・・。」そんな言葉を聞き、「結婚してよかったぁ~。」と思っていました。
その父も、翌年には孫(今では29歳の190cmもあるデカい男に成長)ができ、毎日嬉しそうに子守をしていました。
しかし、次の年には病気が悪化し、55歳で永眠。
当時、かわいがって遊んでくれていた長男は2歳、そして、父が亡くなった2か月半後に次男が誕生。
その次男も今年に嫁をもらいました。
30年前の今日から始まった私と奥さんの人生。
子供3人の成長とともに、色々とありました。
それでも、奥さんのおかげで、今日を迎えられています。
とても感謝です。
喧嘩もせずに楽しく過ごしてこれたこと、感謝です。
子供たちも大きく成長し、それぞれが社会人として何とか頑張っています。
それも母親としての存在があったこそ、本当に感謝です。
奥さん、母親、嫁、仕事・・・、色々な面で大変なこと。
とてもとてもとても感謝しております。
あれかれ30年、真珠婚式までたどり着きました。
この先、はてさてどんな人生が待ち受けているか・・・。
35年の珊瑚婚式、40年のルビー婚式、なんといっても50年の金婚式。
これからも末永くよろしくお願いします。