DALAI_KUMA

いかに楽しく人生を過ごすか、これが生きるうえで、もっとも大切なことです。ただし、人に迷惑をかけないこと。

ガスの噴出

2013-05-14 23:44:29 | 物語


この図は、びわ湖における計量魚探の出力だ。

撮影は201年10月だ。

水深101.4mの深さで、大量のガスが噴出している。

斜めに線が入っているのがガスが上昇している軌跡だ。

最近、この量が増えている。

通常、泥の中の酸素がなくなると、含まれている有機物がメタン発酵して、メタンガスが出てくる。

沼地などでは、ブクブク出てくる気泡がそうだ。

ところが、びわ湖の最深部では事情が違うようだ。

きちんと調べる必要がある。

そう思っているのだが、予算がつかない。

このために作ったはずのはっけん号が使えないし、お金もない。

何とかしたいのだが、困ったことだ。

もう一度、一からシステムの組みなおしが必要だ。

負けずにがんばる!
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奥津島

2013-05-14 17:52:17 | ButsuButsu


びわ湖で最も大きな湖が、沖島である。

一周6.8kmほどの島に約450人が住んでいる。

おもな産業は漁業である。

昔は、奥津島と呼ばれていたらしい。

柿本人麻呂が万葉集の中で、

”淡海のうみ 奥津島山 おくまけて 我が想う妹の ことしげけく”

と詠んでいるように、古くからその存在が知られていたようだ。

本格的に人が住むようになったのは、保元・平治の乱(1156~1159)以降であると言われている。

この乱で落ち武者となった源氏の武将7人が山裾を切り開き、漁業を生業としここに居住したことが始めだそうだ。

この写真は、出水時に飛行機から撮影した沖島の全景である。

向こう側が北で、南から映している。

ずいぶん昔の写真(おそらく1970年代)なので、変色しているのはご容赦願いたい。

あきらかに、水が南から北に向かって流れているのがわかる。

これには理由がある。

地球の自転の影響だ。

このことは、12世紀のころから、いや琵琶湖がこの地に形成されてから少しも変わっていない。

このように、特別に撮影された写真から貴重なことを学習することができる。

そんな資料やデータをきちんと保管する仕組みがないのも困ったことだ。

びわ湖トラストでそのことを話したら、ぜひ保管しようということになった。

できる範囲で、手持ちの資料を画像化して、見てもらおうと思っている。
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5月13日(月)のつぶやき

2013-05-14 04:59:47 | 物語
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