7月18日(木) 今日も快晴だ。
昨夜到着したチャリーとナンシーをゲルキャンプに残し、リチャード、ハド、ガンバ、グンベらと再び捜索に赴く。
7時23分に出発。
10時15分に現場着。
昼食時に湖岸で休憩していると、鉄でできた杭のようなものを見つけた。
氷に穴をあけるものだそうだ。
冬になると4mもの氷がはるらしい。
エコーには数多くの魚が映る。
奇妙なことに水深20mより深いところに集中している。
表面には餌がないのだろう。
琵琶湖でもこのような魚群は見たことがない。
湖一面に群がるこの魚たちを支えている餌は、いったいどこから来るのだろうか。
水中ロボットの映像には、細かな砂地が広がっている。
ところどころエコーが不鮮明になる水域が出てきた。
50kHz(左)と200kHz(右)のエコーの間に、差が生じている。
50kHzのほうがより不鮮明で、水深も5mほど浅く表示される。
何だろう。
この現象は、結構広い水域にわたって観測された。
この湖の湖底は、場所によって大きく変化しているようだ。
来年は、もっと詳しく調べたいと思う。
きっと何か貴重なものをとらえている気がしてならない。
この日は早めに切り上げて、ゲルキャンプに帰った。
20時ころから、スポンサーによる歓迎会があったのだ。
ささやかだけど、楽しいひと時を過ごすことができた。