フブスグル湖の湖面は、ところどころでコバルトブルーに輝く。
透明度が高いのと、白い砂浜が広がるからだ。
深い水域ではダークブルーとなる。
冷涼な気温が心地よい。
夏にこの地へ避暑に来ることは、あながちありえない話ではない。
今、日本海の表面水温(SST)が上昇している。
27℃の水温ラインに注目して欲しい。
2011年8月18日には、27℃の等水温線は佐賀県まで達していた。
2012年8月18日には、新潟県まで到達している。
2013年8月18日、つまり昨日には、青森県まで達している。
それだけ日本海に熱が貯まっている。
このことがいろいろな現象を日本に引き起こす。
琵琶湖でも貯熱効果が周辺の気温に大きな影響を与える。
フブスグル湖だけは変わらないで欲しいと思っているのだが、どうやらここにも魔の手が近づいているようだ。