
「餃子のみんみん」と言えば、関西ではもちろん「(みんみん)」のことを指す。
この店の餃子はうまいし、他の中華料理もいける。
まさか、この店以外に「みんみん」があるとは思わなかった。
三鷹の駅近くの路地で、「餃子のみんみん」という看板を見かけたので、なんとなく入ってみた。
学生時代が懐かしかったのだ。
店に入って、メニューを見て、すぐに出ようと思ったが、他に客がいなくてタイミングを失った。
ラーメンとレバニラと野菜キムチと餃子くらいしかメニューがなかった。
これは、中華料理を馬鹿にしている。
どうみても、これは中華料理ではない。
中華風家庭料理だ。
仕方なく、餃子とレバニラを頼んだが、がっかりだった。
どうも、私には、関東の味が馴染めない。
「(みんみん)」の餃子は小ぶりだが、肉が多く、ジューシーだ。
この店の餃子は、王将の餃子に近い大きさだが、味は数段劣る。
餃子の王将でも、もうすこしメニューが豊富だよな。
そう思いながら、腹に詰め込んで店を出た。
やはり、関西の「(みんみん)」の方が好きだな。
ネットで調べたら、「みんみん」という名の餃子屋は、3社くらいありそうだ。
宇都宮にもあるようだ。
今度、チャンスがあれば挑戦してみようかな。
いつか挑戦してみようかな。
そんなことを考えて、台風の風の中、ホテルに帰った。