大津市中央に「パーンの笛」というジャズバーがある。
大都会の店とは異なり、いかにも素人風のママが店を切り盛りしている。
垢ぬけない店だが、私のお気に入りの店でもある。
浜大津近辺で飲み会があると、帰宅途中にちょっと寄り道をする。
贅沢は言わない。
シングルモットのショットを傾けて、軽口をたたいて帰る。
もう7年前にもなるのだろうか。
「大津でジャズフェスをやるねん」
と言ったママの言葉が現実となり、今も大津ジャズフェスティバルが続いている。
今年は、10月17日と18日だ。
ジャズは身近な音楽だ。
気取らなくて、自由で、率直だ。
この店も、そして大津ジャズフェスも、ずっと続いてほしいと思っている。
そして、世界各地から、多くの人がこの地を訪れて、楽しんで行ってほしいと思う。