今日は稽古場に柴ヤオ君が姿を見せた。
サイヤオ君と読む、「ヤオ」の部分の漢字が日本には無いそうだ。
生まれは中国、育ちは日本。
中国語の通訳としてあるイベントに参加されていたときに知り合った。
頭の中で日本語と中国語が共存するのってどんな感じ? と聞くと、
子供のころからそれが当り前なのでなんとも表現できないそうだ。
関西弁と標準語が共存している感じですよと、隣にいた誰かが
アドバイスしてくれたが、果たしてそうなのか……?
2月の稽古最終日、全員集合したので
稽古場日記ではご紹介しきれなかったそれぞれの関係性をご紹介します。
↓ヤオクンは私のお友達。
女子ばかりの稽古場にスムーズに馴染める心配りの出来る紳士を探していた。
若いのに大陸の落ち着きと独特の色気がある。
同級生の大林さんと、石川理恵ちゃんはこの一年お芝居を共に作ってきた。
その石川理恵ちゃんの大学の後輩がつっちーこと土田有希ちゃん。
明るさと孤独を感じさせる、不思議な魅力を持っておられる。
左手前から↑斉藤さん、土田さん、石川さん、大林さん
前回公演に出演してくれた永島さんのお友達がチロちゃんこと斉藤千尋ちゃん。
彼女は黙ってるとなんか悲しそう……大丈夫?声をかけずにいられない。
↓権田成美さんは芝居も稽古場も引っ張っるおねーさん。
友人のお芝居に出演されていたところを紹介してもらった。
優しさと芯の強さを合わせ持たれている。
そんな6人の集まり。
ほとんどの人が劇団には所属されていないが、間違いなくお芝居が大好きな人々。
ついこの間まで見ず知らずだったはずなのに、この広い東京で出会い、
この6人でないとできないお芝居を作っている。
不思議なことだ。
台本は今日、三場まで終わった。……あと一息。