B.LET'S 

「滝本Bログ」滝本祥生のブログです。B.LET'SのHP→http://blets.jimdo.com/

ダッコウの次

2010-03-18 01:31:15 | 日記
台本が書き終わることを「ダッコウ」というらしい。
あまり馴染みのない言葉だったが、権田さんが使っていたので覚えた。
「脱稿」…漢字にするとイメージできるけど、
音で聞くとなんともだらしない感じがするのは気のせいかな…。

ともかく私は昨日「春の遭難者」を「ダッコウ」し、
役者の皆さんからご苦労様の意味合いの拍手をもらった。
拍手を貰っている場合ではない、台本が上がるのをノビノビにして、
迷惑をかけたのはこちらの方だ。

昨日は一日中、台本を書いていたからか、
数行のメールを書いている途中に眠ってしまい、
朝起きて、なんとなく今日の日付を確認しガクゼンとした。

台本のことで頭がいっぱいで実感してなかったが、
宣伝活動がほとんど出来ていない、
演出もまだまだこれからだし、
予算も組み直さなければならない。

一瞬で頭が空っぽになった。
目の前にあるものが怖かったり、
得体が知れなかったり、
想像を超えていたりすると、
いつも頭が空っぽになり、物事がうまく考えられなくなる。

とりあえず落ち着いてと自分に言い聞かせて、
残りの日数を数えて、まだ大丈夫と思いこむ。

こういう表現がいいかどうかは解らないけれど、
いつも「もう次はないかも」と覚悟して公演を行う。
でもやっぱり次もやりたい。
だからがんばろう。
台本も演出も宣伝も全部頑張らないと、公演は成り立たない。
とにかく昨日脱稿した、今から出来ることを出来るだけがんばろう。