公演が終わって後片付けもままならないまま、
最近はいろんな方と会っている。
先日は藤井さんと会った。
藤井さんはお友達の脚本家、
いつもお芝居を見に来ていただき、
構想の段階から話を聞いてもらったりする。
そしてお互いの作品をやたら褒め合ったりする。
最近は短いものばかりしか書いてないので不安…という藤井さんの
現場の大変さを伺いながら、いつも書きたいものだけ書き、
役者さんにワガママ言いたい放題の自分が不安になった。
しかしそうも言っておられない、次回公演は日々迫ってきて、
まだ何もかも漠然としか考えがまとまっていない。
30代はとにかく書きなさいと作家のS先生も言っておられた。
そうして、とにかく書こうと藤井さんと励まし合った。
刺激し合える友人が近くにいるのは幸せなことだ。
喫茶店でそれっぽく話しこんでいた私たちだったが、
その支払いに関しては「私が、私が…」と、オバサンっぽく意地を張り合った。