平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

ホモ・サピエンスの涙

2020年12月02日 23時57分46秒 | 映画・ドラマ・アニメ
日曜日は、名古屋で映画を4本観ました。久々の朝から夜まで。
まあ1本が遅い時間しかやっていなかったこともあるし、
先週スケジュールの関係で観れなかった1本が、余分にあったしね。
映画4本観つつ、合い間に時計屋行ったり大須行ったり、献血したりの1日。
最初に観たのは、「ホモ・サピエンスの涙」。
第76回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した作品ということで観ることにした。


内容は、「さよなら、人類」などで知られるスウェーデンの奇才ロイ・アンダーソンが、時代も性別も年齢も
異なる人々が織りなす悲喜劇を圧倒的映像美で描いた作品。この世に絶望し信じるものを失った牧師、
戦禍に見舞われた街を上空から眺めるカップル、これから愛に出会う青年、陽気な音楽にあわせて踊る若者……。
アンダーソン監督が構図・色彩・美術など細部に至るまで徹底的にこだわり抜き、全33シーンをワンシーンワンカットで撮影。
「千夜一夜物語」の語り手シェヘラザードを思わせるナレーションに乗せ、悲しみと喜びを繰り返してきた不器用で愛おしい人類の姿を
万華鏡のように映し出す。


次から次へとシーンが変わり、脈絡なく繋がりもないシーンなのだが、なにか奥深いところで繋がっているような感じがある。
それにしても33シーンのなかには、「ん?」、「えっ?」ってのもあって、なんだか意味深すぎてよくわからないというのも。
一番最後くらい示唆的なシーンで終わるのかと思っていたら、自分にとってはそうでもなくて「あれっ?」これで終わり?
といった感じだった。どんなシーンだったか思い出せないくらい印象のないシーンだった。
映像はモノートーンのように薄い色彩で描かれている。そのせいか非現実的な世界を描いているようでもあるが、
内容はいたって現実的なものが多い。人間の人類の悲喜交々が散りばめられた作品だが、散りばめすぎて何処に焦点があるのか?
焦点はなくて、それを人間が人類が探していることを描いているのかなあ















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