平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

モロッコ、彼女たちの朝

2021年08月16日 23時59分28秒 | 映画・ドラマ・アニメ
今日までお休み。お盆期間中は、昨日の午後に雨が止んだくらいでずっと雨。
必要最低限の買い物くらいしか、外出はできなかった。
まあ午後は雨が止んだので、やっとツレと買い物と外食に行ったくらいだ。
お休み最終日の今日は雨が降るようだが、そこまで降らなそうなので、
名古屋に映画を2本観に行くことに。
1本目に観たのは、「モロッコ、彼女たちの朝」。
この映画は、事実に基づいているというので観ることにしました。


内容は、地中海に面する北アフリカの国モロッコを舞台に、それぞれ孤独を抱える2人の女性が
パン作りを通して心を通わせていく姿を、豊かな色彩と光で描いたヒューマンドラマ。
監督が、過去に家族で世話をした未婚の妊婦との想い出をもとに撮りあげた。臨月のお腹を抱えて
カサブランカの路地をさまようサミア。イスラーム社会では未婚の母はタブーとされ、美容師の
仕事も住居も失ってしまった。ある日、彼女は小さなパン屋を営むアブラと出会い、彼女の家に
招き入れられる。アブラは夫を事故で亡くし、幼い娘との生活を守るため心を閉ざして働き続けていた。
パン作りが得意でおしゃれなサミアの存在は、孤独だった母子の日々に光を灯す。


モロッコでは、父親がいないと凄い差別にあったんですね。これは今はどうなのかなあ?死別でも、
差別されるのはどうなんだろうかと思うが、そこは宗教だからね。いっぽうサミアのほうは、
どうして妊娠したのか、相手の男性はどういった人間なのかが描かれてないので、その辺も描いて
欲しかったかなあ。本人はすぐに養子に出して、自分は実家に戻ることを希望していたが、母娘と
会って、自分で育てることにしたのか施設に預けたのかははっきりと描かれていない。しかし、
前に観た「名もなき歌」でも、そしてこの映画で子どもを産むセミア自身が養子出したほうが、
子どもは幸せな人生を送れると言っている。この辺が難しい問題なんでしょうね。子どもは親を
選べませんから。なにが子どものためなのか、立て続けに考えさせられますね。







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