劇場版 1979 はじまりの物語 ～はんだ山車まつり誕生秘話～

先週の土曜日、名古屋で観た３本目の映画は「劇場版 1979 はじまりの物語 ～はんだ山車まつり誕生秘話～ 」。
この映画は事実に基づいい映画なので、すぐに観ることにしました。
それにしても、はんだ山車まつりとは、えらいローカルなところを突いてくるなと思ったら、
当初は、地元のケーブルテレビでドラマとして作成したところ反響が良くて、
なんと、映画にまでなってしまったというのが経緯らしいです。


内容は、5年に1度、市内31輌の山車が勢ぞろいし、全国各地から約55万人が来場する
愛知県半田市の一大イベント「はんだ山車まつり」。はじめて開催されたのは、1979年5月のことだった。
当時、半田市内の政治状況は二分されており、対立や論争が日常的に絶えなかった。それを憂いた
半田青年会議所の酒井義弘は、「はんだの心を一つにしたい」と、31輌の山車を勢揃いさせる山車まつりを
企画する。しかしそれは前代未聞の企画であり、開催にあたっての費用集めや、山車の通るルートに信号機や
鉄橋などの物理的な障害があるなど、実現に至る道のりは困難を極めた。さらには反対派による激しい反発もあり、
祭り開催の半年前に企画の実現は暗礁に乗り上げてしまう。そんな中、酒井の強い情熱に絆された仲間たちが
集まり始め…。


まずは、自分の住んでいる愛知県で、そんな山車まつりがあったのかと驚いた。55万人も人来るの！
なのに知りませんでした。県内でのPR活動したら、もっと増えるんじゃないでしょうかね。少なくと自分は、
３１もの山車が勢揃いしているところ、見たいなあと思いますもんね。山車のお祭りといえば大阪岸和田だんじり祭りとか、
東海地方の人だと岐阜の高山まつりを思い浮かべる人もいるかもしれません。でもお祭りの山車って、結構、
色々な地方に残っているので身近にあるかもしれません。そんな山車が各地にあった半田は、「まつりでみんなの
心をひとつに」みたいな感じでぶち上げた青年会議所会長の熱意と人徳ですかね、なんと開催できてしまったのは。
山車とかお祭りの神事に使うモノだから、簡単じゃなかったと思う説得は。おまけに各神社の山車ひく人達が仲悪かった
みたいだし。その人達を必死に説得した熱意に脱帽。仲間の人達も、その時期は家業そっちのけで協力してくれたみたい。
その仲間の人達も、まつり後はちゃんと家業に専念して事業を成功されていたようだし。そうそう、スナックのママを
宮地真緒が演じているが、地元ではあんな綺麗なママじゃなかったなんて意見も・・・。
他のキャストの多くは地元の劇団等からオーディションで選んだことも、この日は舞台挨拶に来てました。


ともかく、はんだ山車まつりは来年は延期になって2023年開催になったそうだが行ってみたいですね。壮観だろうなあ。
そういえば、山車が出るお祭りと言えば、隣の蒲郡市の三谷まつりも行ってみたいかも、こちらは山車が海に入って行くんですよ。

こんな感じ、結構凄くないですか。これも一度は見ておきたいかも。

皆さんも、愛知のお祭りに足を延ばしてくださいね。




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