平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

対峙

2023年02月13日 23時59分47秒 | 映画・ドラマ・アニメ
土曜日は、八神純子のコンサートでしたが、時間は昼一の時間だったので、
終わってからも時間があったので、伏見ミリオン座に戻ってもう1本映画を観ました。
観たのは、「対峙」です。この映画は、監督が2018年にパークランドの⾼校で起きた
銃乱射事件のニュースで泣きながらインタビューに答える⽗兄の⾔葉に激しく動揺し、
学校内銃撃事件について深く掘り下げるようになるり、様々な報告書を読むうちに、
銃撃犯の両親と犠牲者の両親との会談に関する記述に出会ってのがきっかけの映画。
ある意味、事実の基づいているとも言えるので観ることにしました。


内容は、高校銃乱射事件の被害者家族と加害者家族による対話を描いたドラマ。
アメリカの高校で、生徒による銃乱射事件が発生。多くの同級生が殺害され、犯人の
少年も校内で自ら命を絶った。事件から6年。息子の死を受け入れられずにいるペリー夫妻は、
セラピストの勧めで、加害者の両親と会って話をすることに。教会の奥の小さな個室で
立会人もなく顔を合わせた4人はぎこちなく挨拶を交わし、対話を始めるが……。


メインはった4人。場所は教会の一室ということで。なにか舞台を見ているよう気さえする。
乱射事件に関しても、映像は一切出てこない。被害者、加害者の映像も全く出ててこない。
そう話を聞いてイメージを膨らませることをしないと、この映画はいけませんね。それにしても、
感情が交わそうにもない加害者の親と被害者の親という立場。どういう展開になるのかヒリヒリと
観ることになる。それぞれの色々な感情だったり、子どもとの思い出やエピソードだったり。
そして初めて知る事実であったり。それぞれに揺れ動く感情。それぞれに対する思いも揺れ動く。
ラストに安らぎがあって良かった。そう思うくらいピリピリと心削るような互いの会話劇だった。











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