ザ・プロム

土曜日に名古屋で観た映画の４本目は、「ザ・プロム」です。
この映画は前の週に封切られていて、実はただのコメディのミュージカルだと
思っていて、先週観ていなかったのですが、いつも聴いているZIP-FMの番組の
中での映画紹介コーナーで紹介された時に、事実に基づいた映画だということを
知って、観ることにしました。


内容は、ニューヨークの元人気舞台俳優ディーディーとバリーは、新作ミュージカルが
失敗し役者生命の危機に立たされる。一方、インディアナ州の田舎町では、恋人同士の
女子高生エマとアリッサが、女性カップルでプロムに参加することを禁止され悲嘆に暮れていた。
ひょんなことからその事実を知ったディーディーとバリーは、この機会を利用して自分たちの
イメージを挽回しようと思いつき、同じくキャリアアップを狙うアンジーらとともに計画を練るが……。


バリバリのミュージカルですね。笑いが満載ですが、内容的にはLGBTを扱っているので、
重い内容になりそうなんだが、そこをコメディに仕上げてきているところが凄い。
自分達の深刻な問題が、なにやら都会からやってきた役者達によってことが大きくなって、
戸惑うエマだが、そこに勇気をもらいつつ解決策を自分だ考えていく。役者達も最初は
自分達のイメージ挽回のためだったが、エマの真摯な姿に反省し本気で彼女達のために
立ち上がる。ラストのプロムの盛り上がりは良いですね。それにしてもアメリカでも
保守的な土地でのLGBTへの風当たりはまだまだ強いのが現状なんでしょうかね。
海外に比べ日本は保守的と思っていましたが、アメリカでも土地によって日本よりも
保守的なところがありそうですね。












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