平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

浜の朝日の嘘つきどもと

2021年09月14日 23時59分38秒 | 映画・ドラマ・アニメ
日曜日、名古屋で観た映画の2本目は「浜の朝日の嘘つきどもと」。
この映画は事実に基づいているわけではないが、映画の舞台となるのは
実在している映画館ということもあり、どっか本当のエッセンスが
あるんじゃないのかというのと、ストーリー的に映画好きな者としては、
観ておきたいかなと思わせるものだったので、観ることを決めました。


内容は、福島県南相馬に実在する映画館を舞台に、映画館の存続に奔走する女性の姿を描いた
タナダユキ監督のオリジナル脚本を高畑充希主演で映画化。100年近くの間、地元住民の思い出を
数多く育んできた福島県の映画館・朝日座。しかし、シネコン全盛の時代の流れには逆らえず、
支配人の森田保造はサイレント映画をスクリーンに流しながら、ついに決意を固める。森田が
一斗缶に放り込んだ35ミリフィルムに火を着けた瞬間、若い女性がその火に水をかけた。茂木莉子と
名乗るその女性は、経営が傾いた朝日座を立て直すため、東京からやってきたという。しかし、
朝日座はすでに閉館が決まっており、打つ手がない森田も閉館の意向を変えるつもりはないという。
本作と同じタナダユキ監督&高畑充希主演で、福島中央テレビ開局50周年記念作品として2020年10月に
放送された同タイトルのテレビドラマ版の前日譚にあたる。


福島中央テレビ開局50周年記念作品だったんですね。それで舞台が福島なのか。確かに福島だとコロナの前に
震災もありましたから、それも乗り越えてコロナも乗り越えようと頑張ているのが現実の朝日座なんでしょう。
名古屋とかでも、ミニシアターは廃業の危機であの手この手でなんとかギリギリでやっているようですね。
俳優の斉藤工さんが支援されたりもしているようでです。まあ、自分がよく行く伏見ミリオン座とセンチェリーシネマは、
スターキャットが運営しているので、余程大丈夫だと思いますけどね。そんな資本の後ろ盾のない小さな映画館は、
もう大変みたいですね。そんな映画館を救う物語かと思いきや、結構主人公のここまでに至るにはの物語の比重が多い。
まあ、その中でも映画が色々と活躍していくわけですよ。思ったよりもあっさりとした映画館立て直しは伏線が出てきた
ところで想像できちゃう範囲内かな。茂木莉子の両親のエピソードを除いては。とにかく映画愛が詰まった話であった。
映画が好きな人には是非観て欲しい一本ですね。






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