ジョーカー

先週末観た映画、2本目はジョーカーです。
マーベル作品を映画館で観ることは、全くないのですが、
ジョーカーは予告編を観て、これは観たいと思い観に行きました。


あらすじは、孤独で心の優しいアーサーは、母の「どんなときも笑顔で人々を楽しませなさい」
という言葉を心に刻みコメディアンを目指す。
ピエロのメイクをして大道芸を披露しながら母を助ける彼は、
同じアパートの住人ソフィーにひそかに思いを寄せていた。
そして、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、底辺からの脱出を試みるが、
やがて狂気あふれる悪へと変貌していく。


マーベル作品を全然観ていない自分でも、一本の映画として楽しめました。
まあ楽しめるという表現が良いのかと言う感じのテーマの映画ですが。
ジョーカーはバッドマンの中では悪役なのだが、この映画を観てしまうと、
どうだろうジョーカーに肩入れしたくなる思いを抱いてしまう。
彼のこどごとく悪いほうへ転がっていく人生。
また、そこに彼の思いこみも相まって狂気じみた行動へ進むのだが、
世間では彼の行動が知らない間にヒーロー扱い。
そう、ダークヒーローは彼自身が望んでなっていったのではなく、
世の中がつくり出したものなのだ。だからジョーカーに肩入れしてしまう。
その行為が悪だとしても。彼は悪のヒーローなのだ。
キャストも、ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロと素晴らしかった。




人気ブログランキング