平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ

2020年10月13日 23時54分05秒 | 映画・ドラマ・アニメ
日曜日に観た映画の2本目は、「ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ」。
主役の俳優の自伝的物語なので、事実に基づいているといえるのかな。
A24とプランBのタッグが作成というのもあって、気になっていたので観ることに。
最近はA24作成は、ほとんど観てるような気がする。


あらすじは、サンフランシスコを舞台に、都市開発により取り残されてしまった人たちのリアルな姿を描いたドラマ。
主人公を実名で演じた主演のジミー・フェイルズが10代の頃に体験した自伝的物語。
IT関連企業とベンチャー企業の発展により、多くの富裕層が暮らす街となったサンフランシスコ。
この街で生まれ育ったジミーは、祖父が建て、家族との思い出が詰まったビクトリアン様式の美しい家を愛していた。
しかし、地区の景観とともに観光名所にもなっていたその家を現在の家主が手放すことになり、家は売りに出されてしまう。
ジミーは再びこの家を手に入れるために奔走し、そんなジミーの切実な思いを友人であるモントは静かに支えていた。


サンフランシスコという街の歴史がわかる作品といっても良いかもしれない。ジミーが住んでいた家の辺りは、
昔は日系人が多く住んでいたが、戦争(第2次世界大戦)が起こりみんな収容所に入れられ、変わって住み始めたのが
黒人ということになる。そう考えるとサンフランシスコは昔は安い土地で大都会ではない部類の都市だったのがわかる。
それが、あっという間に白人富豪層が住む大都市に変貌していった。さらには海岸では原発もあって、魚介類に影響も。
そんな一気に変わってしまった街に取り残されたかのように住み続けるジミー。昔住んでいた家を心のよりどころに。
だが、このジミーの家への愛情が偏愛に見えてしまう。何故かなあと考えると彼に生活感がないからか。親友モントは
働いて家族もいてと現実の生活感があるが、ジミーは働いているようでもなく、モントの家に居候。ただ昔居た家に固執
となると感情移入ができにくい。働いてないのはなんでなの?差別かなんかで働けないのか?なんか夢があって追いかけて
るのか?さっぱりわからない。なので不動産屋で、あの家を買いたいと言う場面でちゃんと支払はすると言ってるが、
何処に金があんだよ。働いてるのか?ってツッコみたくなる。その辺りをもうちょっと描いて欲しかったなあ。
その辺りがクリアになっていれば、ストーリー的には面白味があるので良かったのになあと思う。
A24作品となると、自分でハードルが上がっているのかもしれないけどね。

後は、この曲がはまりすぎて良かった。











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