平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

14歳の栞

2021年03月26日 23時59分14秒 | 映画・ドラマ・アニメ
今日は、一日名古屋で研修でした。研修の後、映画を2本みました。
今週封切りの映画は観たモノが多いのに加えて、先週封切りのうち、
1本、上映時間の都合で観れてないモノもあったので、今日2本観れたのは、
ラッキーでした。今日観た1本目は、14歳の栞です。
ドキュメンタリーだったので、即決。
クリープハイプの「栞」から、インスピレーションを得たというところも
興味深いところだったし。


内容は、ある中学校の3学期、2年6組に在籍する生徒35人全員に密着した
青春リアリティ。中学2年生という子どもか大人か曖昧な時期、
学校が世界のすべてだった生徒たち。主人公もなく、劇的なドラマもなく、
どこにでもいるありふれた35人の生徒たちそれぞれの姿を映し出すことで、
誰もが経験してきた「あの時期」に立ち返るような120分が展開する。


本当に何処にでもいる中学2年生のリアルに密着。自分が中学2年生だったのは、
随分前だけど、あ~そんなふうに考えていたとか、そんなヤツいたなあとか、
昔にタイムスリップさせてくれる。そんな映画だった。大人になるちょっと手前の
なんともいえない貴重な時期。自分も戻るなら中2、中3くらいかなぁ。
高校受験はあったけど、なんか思いのままに自由に生きてた時期だったように思える。
そんなふうにそれぞれ14歳に連れていってくれる映画。
そして現実に戻って、あの頃思い描いてた大人と現在の自分はどうなんだと考えさせられる。


そしてエンディングにはインスピレーションを受けたというクリープハイプ の「栞」が流れます。

映像と相まって印象的でした。











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生きろ 島田叡 戦中最後の沖縄県知事

2021年03月25日 23時59分49秒 | 映画・ドラマ・アニメ
先週の日曜日、HAYATOと→Pia-no-jaC←のライブの前、午前中に1本映画を観ました。
観たのは、「生きろ 島田叡 戦中最後の沖縄県知事」です。
ドキュマンタリー映画なのでの、観ることは即決。
戦中最後の沖縄県知事とのことなのですが、全く知らないのですが、
特に調べず、真っ白なまま観に行くことにしました。


内容は、太平洋戦争末期の沖縄県知事・島田叡にスポットを当て、知られざる沖縄戦中史を描いたドキュメンタリー。
1944年10月10日、米軍による大空襲で壊滅的な打撃を受けた沖縄。翌年1月、内務省は新たな沖縄県知事として、
当時大阪府の内政部長だった島田叡を任命する。家族を大阪に残して沖縄に降り立った島田は、大規模な疎開促進や、
食糧不足解消に奔走するなど、様々な施策を断行。米軍の沖縄本島上陸後は、壕を移動しながら行政を続けた。
大勢の県民が命を落としていく中、島田は軍部からの理不尽な要求と、行政官としての住民第一主義という信念の板挟みとなり、
苦渋の選択を迫られる。戦時下の教育により「玉砕こそが美徳」とされた時代、周囲の人々に「生きろ」と言い続けた島田の生き方、
考え方はどのように育まれたのか。沖縄戦を生き延びた県民たち、軍や県の関係者、遺族への取材を中心に、
新たに発見された資料を交えながら、その生涯に迫る。


まずは基本的なところで、当時の沖縄県知事は本土から任命されて行っていたのですね。
なので、島田も大阪から沖縄に行っており、沖縄に縁もゆかりもない人物だったのです。前任者は地元の人達を馬鹿にしつつ、
戦火が近づくにつれ本土に出張と称して出かけ帰ってこず、本土から来た官僚もそれに倣う始末。そんな中島田が沖縄県知事に任命された
背景には彼が清廉潔白で歯に衣物言いをするため、いわゆるエリートコースからはずれ地方を回っていた人物だったからのようだ。
体のいいやっかいばらい的な感じの任命のように感じる。彼自身は死を覚悟して沖縄に赴く。もちろん家族は反対してがそれに従うような
人物ではなかった。気骨の人物である。赴任後も沖縄のため滞っていた疎開の促進、食糧調達のため制空権を奪われていたにもかかわ
らず、台湾まで飛び食糧調達を成功する等尽力を尽くす。そんな中、軍の理不尽な要求な中で大田真海軍司令官との交流が生まれる。
立場は違うものの考え方は似ていたので親交が生まれたのかもしれない。逆に典型的な軍人であった牛島満陸軍司令官とは交流は生まれなかった。
もっとも、エリートが集まる陸軍のなので、それが当たり前なのかもしれません。
そんな中で沖縄戦が始まり、軍からの不条理な要請と県民を生き延びさせたいという気持ちとの間に板挟みになりながら濠を移動しながら、県政を行うのは、強靭な意志がなければできないことではないだろうか。県庁の解体をもって軍からの要求を断ったあたりは、彼の
強い意志の表れだ。近しい人たちを励まし生き延びることを説く島田。そんな彼自身は多くの県民を死に至らしめた自責から自死を
選ぶ。この辺りはなんとも悲しい思いになる。人には生き延びよと言っているのに。しかし彼の責任感・使命感の強さが、そうするしか
道を残さなかったのかもしれない。
最近では、官僚の汚職がニュースを賑わしたが、同じ官僚としての島田の生き様を鑑みるとなんともね・・・。もっとも官僚の多くが
真面目にやっていて心身を削っているのだが。また戦時下とコロナ禍という同じ有事に際しているという意味では、各都道府県知事も
当時の島田のように都道府県民のため尽力をつくして欲しいものですね。


最後に小椋桂の主題歌「生きろ」が流れるのだが、この歌詞が映画と相まって刺さります。
「耳をそばだて、命の声を聞こう」、「美しい死などというものはない」という歌詞は印象的でした。

曲と言えば、この映画を観てすぐに浮かんできたのは、この曲でした・・・。








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ミナリ

2021年03月24日 23時59分38秒 | 映画・ドラマ・アニメ
先週の土曜日、名古屋で観た映画の2本目は「ミナリ」。
アカデミー賞に6部門でノミネートされており、
予告を観たらA24とプランBが手掛けた作品だったので観ることに。
まあ、でも以前観たA24とプランBがタッグを組んだ作品は、
思ってたよりはちょっとなあって感じだったけどね。
こっちがの期待値が大きくなって、ハードル上げてるのかもしれませんが。


内容は、1980年代のアメリカ南部を舞台に、韓国出身の移民一家が理不尽な運命に
翻弄されながらもたくましく生きる姿を描いた家族映画。農業での成功を目指し、
家族を連れてアーカンソー州の高原に移住して来た韓国系移民ジェイコブ。
荒れた土地とボロボロのトレーラーハウスを目にした妻モニカは不安を抱くが、
しっかり者の長女アンと心臓を患う好奇心旺盛な弟デビッドは、新天地に希望を見いだす。
やがて毒舌で破天荒な祖母スンジャも加わり、デビッドと奇妙な絆で結ばれていく。
しかし、農業が思うように上手くいかず追い詰められた一家に、思わぬ事態が降りかかり……。


移民家族の日常を描いていくが、家族それぞれの思いが錯綜していく様子は意外と面白かった。
前に観たA24とプランBがタッグを組んだ作品よりは、こっちのほうが良いかなあ。
期待値を上げすぎなかったのが良かったのかなあ。それにしても父親はかなり勝手にうつる。
もう少し、妻との話し合いがあれば良かったのでは・・・。話し合いの結果、来たおばあちゃんは破天荒だ。
そのおばあちゃんがキーになってくるんだけどね。意外だった。何か大きな事が起きるのは心臓を患う
息子かなあとも思っていたので。意外とえばアジアから移民一家なので、差別に合うのかなと思ったが、
今回の映画ではなかった。これまで欧米の映画で散々差別を描いた映画を観てきたせいか、移民とくると
差別問題という感じになっているのかなあ、思考が。まあ今回は家族メインの映画だからね。
慣れない異国で、お互いにぶつかりながら家族それぞれが必至生きていく姿が印象的だ。












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NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀 庵野秀明スペシャル」/「NEON GENESIS EVANGELION DECADE」&宇多田ヒカル「One Last Kiss」

2021年03月23日 23時59分03秒 | 映画・ドラマ・アニメ
昨日、NHKで「プロフェッショナル 仕事の流儀 庵野秀明スペシャル」を放送していたので、
予約録画のうえ、視聴しました。
この前、「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」を観たばかりだったし、
エヴァンゲリオンのファンとまでいかないが、好きな作品であり興味深い作品の監督。
しかも、ちょっといやだいぶ変わっていそうな・・・ところがなんとなく見聞きしていたし、
そんな監督がよく密着取材を受けたなあと意外だったし、まさかNHKが密着するとは思わなかったし。

それにしても、観てみてやはり庵野監督が只者ではないことがよくわかった。
スタッフに自由に作らせてみて、自分に刺さるモノがなければ、容赦なぶっ壊していく。
又は、基が悪いのかと脚本からやり直したりと徹底的に拘って納得いくまでやる。
やり方も既存のやり方ではなく、新しいやり方を模索しながら進めていく。
そりゃ時間かかよなあ。ナレーションの密着して後悔みたいなのが笑える。
おまけに密着している庵野監督からカメラワーク等に注文まで入る始末。
おかげで途中からドキュメンタリーの映像が庵野監督の作品みたいなカットになってくし。
そして周りの人の庵野監督評を聞くとやはり只者ではない。奥さんはやっぱりよくわかってるんだなあと。
「使徒みたい。」とかもなんとなくわかる。自分はゲンドウとかシンジっぽいかなあとも思う。
彼の父との関係を知って余計そんなふうに思えたのかも知れない。
トコトン拘りぬいて、師匠宮崎駿をして「血を流しながら映画をつくる」庵野だが、
アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の終了後。最終2話で色々な憶測が出る中に、
「放棄した」という意見があったり、そこから「庵野監督を殺すスレッド」がたったりしたのを知って、
彼は本当に自殺を考えたことが2度あったと告白する。社会やアニメファンのため身を削った結果が、
この反応。どうでもよくなったと・・・。それでも思いとどまり生きてエヴァンゲリオンを完結してくれて、
感謝しかないですね。クランクアップの時の声優陣の涙。試写会での関係者の涙が全て。
そんな中本人は試写も見ず、次の仕事をモクモクとロビーでしている・・・。やっぱり只者ではない。
そう天才とはこういう人なんだね。
これを観て、もう1回「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」を観ることを確定したのでした。


このドキュメンタリーを観る前に先週末名古屋へ行った時にタワレコでエヴァンゲリオン絡みのCDを購入。

「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」の主題歌「One Last Kiss」。
このCDは今までの「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の主題歌も全部収録しているので買っておきたかったのだ。
さらに事前予約でLP(レコード)まで買ってしまったのである。レコードプレヤーを買ったのでツイツイ。
いや~宇多田ヒカルの歌声をレコードで聴けるなんてね。なんか贅沢じゃないですか。レコード増えそう!
そういえば大須のバナナレコードが寄り易い場所に移転してきてたんだよね。ヤバイよね。寄っては、
無駄にレコード買いそうだよね。中古レコードとかバンバン買いそう。ジャケ買いとかしちゃいそう。
あ、あとタワレコで、たまたま「NEON GENESIS EVANGELION DECADE」があったのでこれも購入。
アニメから10周年の時のCD。これもボーカル曲ばかりのコンピレーション。ジャッケットは、
表がシンジで裏がレイ。「One Last Kiss」はLPがレイでCDがシンジ。
前に買った「EVANGELION FINALLY」もレイだった。

やっぱりエヴァはシンジとレイがストーリーの中心ということか。

このCD達を聴いて、「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の「序」「破」「Q」を全部観なおして、
「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」を今度は4DXで観ようと思っています。
それから、もう1回くらい観るかも・・・。












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あの頃。

2021年03月22日 23時59分18秒 | 映画・ドラマ・アニメ
土曜日、「山下達郎 Special Acoustic Live展」を観た後に映画を2本観ました。
1本目は、「あの頃。」。自伝が原作なので一応、事実に基づいた映画です。
本当はもっと早く封切り週に見に行くはずでしたが、
大谷ノブ彦映画上映会で作品が上映となったのでそちらで観る予定いましたが、
コロナで再三の延期からの中止となってしまい、やっと観れることに。
もう上映終わってしまうかなあと思ってましたが、思ったより長く上映していて
良かった。


内容は、マネージャーやプロデューサー、ベーシストとして「神聖かまってちゃん」などの
バンドや音楽ユニットにかかかわってきた劔樹人の自伝的コミックエッセイ「あの頃。男子かしまし物語」を、
松坂桃李主演で実写映画化。大学院受験に失敗し、彼女もお金もなくどん底の生活を送る青年・劔。
松浦亜弥のミュージックビデオを見て「ハロー!プロジェクト」のアイドルに夢中になった彼は、
イベントで知り合ったコズミンら個性的な仲間たちとともに、くだらなくも愛おしい青春の日々を謳歌する。
しかし時は流れ、仲間たちはアイドルよりも大切なものを見つけて離れ離れになっていく。そんなある日、
コズミンがガンに冒されていることを知った劔は、かつての仲間たちと再会を果たすが……。


オタクの話みたく思われるかもしれないが、観た感想としては何か夢中になっていたあの頃って感じで、
それがたまたまアイドル、ハロプロだった人達のはなしで、これがスポーツだったらとか他のことだったらと、
とらえると何かに夢中になっていた頃がある人がそれが今だったりするとすごい共感できる物語だと思う。
自分だとシルビアに乗ってた頃、ネットのオーナーズクラブ入って、オフ会出たり、夜な夜なチャットしたり、
チャットで急に走りに行くことになり走りに行ったり、みんなでオールで飲みにいったりとあの頃かあとかね。
観た人のそれぞれの「あの頃。」へ思いをはせさせてくれる。ストーリーも強烈な仲間たちがいて面白い。
特にコズミンは強烈!でも実際にいそうだもんな、こういう性格の人。劇中に「あの頃は良かったとか、
言う人にはなりたくない。今が一番楽しい。と言えるようにしたい」という感じの台詞があって刺さるなあ。
今の自分はそう言えるのか・・・。まあ結構ライブ行ったり、映画観に行ったりしてるしね。ウンウン。














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