平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

JUNK HEAD

2021年03月31日 23時59分42秒 | 映画・ドラマ・アニメ
先週の日曜日、名古屋で観た2本目の映画は、「JUNK HEAD」です。
この映画は、日本のクリエーターがたった一人で7年の歳月を費やして、
造ったSFストップモーションアニメで、多くの映画祭で賞をとっています。
そんなわけで、予告を観た時から興味を持ち観ることにしました。


内容は、孤高のクリエイター・堀貴秀が独学で7年の歳月をかけて制作し、カナダ・モントリオールで
開催されるファンタジア国際映画祭で最優秀長編アニメーション賞を受賞するなど世界的に高く評価された
SFストップモーションアニメ。原案、絵コンテ、脚本、編集、撮影、演出、照明、アニメーター、デザイン、
人形、セット、衣装、映像効果のすべてを堀監督が1人で担当し、総ショット数約14万コマという膨大な作業を
経て完成させた。環境破壊が進み、地上はもはや人間が住めないほど汚染された。人類は地下開発のための
労働力として人工生命体マリガンを創造するが、自我に目覚めたマリガンが反乱を起こし地下を乗っ取ってしまう。
それから1600年後。遺伝子操作で永遠に近い命を手に入れた人類は、その代償として生殖能力を失った。
絶滅の危機に陥った人類は、地下で独自に進化を遂げたマリガンの調査を開始。政府が募集した地下調査員に
名乗りをあげたダンス講師は、調査中に死と隣り合わせになったことで命を実感し、マリガンたちと協力して
人類再生の道を探る。


この映画を一人で造り上げたことに驚きだし、実際観てみて楽しめる面白かったですね。ストーリーは続きがあるようなので、
この興行次第で次回作があるんでしょうかね。観終わってすぐに次回作が観たいと思わせるくらい良いですね。
SFストップモーションアニメの造りこみも凄いが、ストーリーも面白くて退屈なところは全くないです。一気にラストって感じ。
マリガンと戦うのかと思ったら、全く違う展開になってたし。地下のおどろおどろしい生物達もしっかり作ってありますね。
グロイところもなんか人形だからまだ許せる感じかね。主人公のJUNK HEADがカッコ良くなくて、本当にガラクタ感があるゆえに
なんかシリアスながらホッコリ感も出ていて、逆にそこに人の感情を投影しやすかったかも。
エンドロールの時に製作の様子が出てくるが、本当に気の遠くなる作業です。アングルも拘りぬいているのがよくわかります。
そういえばエヴァの庵野氏ももアングルに凄い拘りを持っているし、黒沢明監督・北野武監督もそうですよね。
そうそうエンドロールでの名前がほぼ「堀貴秀」なのが、なんか凄さをとおりこして笑えてきました。



















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