平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

Style Wars

2021年03月27日 23時59分51秒 | 映画・ドラマ・アニメ
昨日、名古屋で観た映画の2本目は、「Style Wars」。
アメリカでのヒッピホップ黎明期のドキュメンタリー映画ということで、
ドキュメンタリーで音楽モノとくれば、もう観るしかないですね。
作品自体は、昔の作品なのですが日本は未公開だったので、
今回が映画館での初の公開になるわけです。


内容は、1970~80年代初頭の米ニューヨーク、サウスブロンクスで生まれた
スプレー・アート”グラフィティ”をテーマに取り上げ、ラップやブレイキン(ブレイクダンス)など、
のちに”ヒップホップ”として人々を魅了するカルチャーの生まれ落ちる瞬間をフィルムに焼き付けたドキュメンタリー。
同時期に製作された「ワイルド・スタイル」(82)とともに、ヒップホップヘッズのバイブルとして語り継がれていた。
製作から40年近くが経った現在、登場する無名の少年たちは、バスキアやキース・へリング、バンクシーらへとバトンを繋ぎ、
彼らはアーティストとして「作品」を手がけるように。さらには世界中のミュージシャンがラップを当たり前のように楽曲に取り入れ、
ブレイキンが2024年パリ五輪の追加競技種目にも決定するなど、今ではメジャーカルチャーとなったヒップホップがどう誕生したのか、
当時のリアルな空気感を映画館で体験できる1作だ。


ラップやブレイキンはともかくスプレー・アート”グラフィティ”も”ヒップホップ”カルチャーなんですね。
そしてそれが、ついこのあいだ観に行ったバンクシーに繋がっているとは・・・。
スプレーアートは、不法にやると落書きとの認識しか今でももたれないかなあ。特に日本では。
まれにシャッターとかに依頼してアートとして絵を書いてあるところはあるけどね。
まあ、列車の車両に勝手に描いたら、そら描かれた列車の会社の人は怒るはなあ。
描いた本人はともかくアートを主張する中、母親がバカなこと言ってんじゃないよとばかりに怒ってる姿が
一番印象的だったりする。(笑) 結局、アートを主張する彼らと犯罪だと怒ってる鉄道会社の人達は、
平行線の主張のまま、何ら交わることなくエンディングだったので、まあそりゃそうかという思いと、
なんか映画なんだから主観でも良いので何かを導いて欲しかったような気もするが、良く解釈すれば、
当時のありのままを撮ったドキュメンタリーとも言えるかも。とにもかくにもヒップホップの黎明期が、
よくわかる映画であることは間違いない。


音はもちろんヒップホップがガンガンに流れています。
The Sugarhill Gang - 8th Wonder


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