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ヤマホオズキ・3~液果

 高尾山“1号路”で見られる「ヤマホオズキ(山酸漿)」。ナス科ホオズキ属の多年草で山地のやや湿った木陰に生育している。草丈は40~50センチで茎は細く良く枝分かれする。8~9月に葉腋に下向きの花を咲かせ、その後萼片が大きくなって果実を包む。ヤマホオズキはホオズキの野生種でホオズキのように殻(萼片)は赤くならず枯れて果実の表面に付く。果実は液果で直径は1センチほど
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コクサギ・3~果実

 長沼公園“霧降の道”に生育している「コクサギ(小臭木)」。ミカン科クサギ属の落葉低木で雌雄異株。樹全体に臭気があることから名付けられている。果実は4分果で腎形のひとつの長さは8~10ミリ。熟すと緑色から淡褐色となり2裂して内果皮がバネのように弾けて中の種子を飛ばす。外果皮は次第に口を閉じ冬の間も長く残っている
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