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キジョラン・2~果実

 キョウチクトウ科(←ガガイモ科)キジョラン属の「キジョラン(鬼女蘭)」。ランの名前が付くがラン科とは無関係。夏から秋に散形花序を出し直径4~5ミリの小さな花を咲かせる。結実率は低く果実を見るのは稀。果実は長さ10~12センチで熟すと裂開して長い種髪をもった種子を出す。高尾山系ではキジョランが多く生育しており、冬に登山道を歩いていると風に飛ばされた種子が見られる。
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ヤブミョウガ・1~蓮生寺公園

 蓮生寺公園の林縁に生育している「ヤブミョウガ(藪茗荷)」。ツユクサ科ヤブミョウガ属の多年草で、夏に白い花を咲かせ秋に宝石のような果実を稔らせる。以前はこの場所ではちょっとした群生になっていたが、次第にオオブタクサやアズマネザサが拡がってきて数年前に公園管理者が藪を一掃した。お陰でヤブミョウガの株もずいぶん少なくなったが根が残っていて今年も数株伸びている。
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