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サネカズラ

 マツブサ科サネカズラ属の「サネカズラ(実蔓)」。夏に葉腋から花柄を出して雌雄の花を咲かせ晩秋に果実が稔る。結実後、花托がミラーボールのような球体に成長しそこに直径1センチほどの液果が20~30個付く。昔は茎から採れる粘液を整髪料に用いられたため「ビナンカズラ(美男蔓)」とも呼ばれている。
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フジバカマ・1〜果実

 昨日までの暖かさから一転して今日は真冬の寒さ。午前中から冷たい雨だが降り始めはみぞれ混じりだった。いよいよ東京も本格的な冬の到来だ。
 写真はキク科ヒヨドリバナ属の「フジバカマ(藤袴)」。秋に茎の上部で枝分かれした花序を出し淡紫紅色の小花を多数咲かせる。秋の七草のひとつで昔は身近に見られたようだが最近は野山で見ることはほとんど無い。果実は長さ2.5~3ミリの痩果で先端に長さ5~6ミリの冠毛がある。
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