goo

ツルウメモドキ・4~果実

 陵南公園付近の南浅川土手で見掛けた「ツルウメモドキ(蔓梅擬)」。ニシキギ科ツルウメモドキ属のつる性落葉木本で雌雄異株。5月頃に葉腋に目立たない花を咲かせ果実は秋に熟す。果実の外皮は3つに裂開して中から鮮やかな朱色の仮種皮に覆われた種子を見せる。
コメント ( 10 ) | Trackback ( )

オナモミ・1~果実

 キク科オナモミ属「オナモミ(巻耳)」。8~10月に枝先に円錐花序を出し秋に果実が稔る。果実のように見えるトゲのある楕円球は双方が痩果を包んだ果苞で長さは10~14ミリ。オナモミはアジア大陸原産で古くに日本に渡来したと考えられている。果実を日干ししたものが漢方薬の“蒼耳子(そうじし)”で、動脈硬化予防、鎮痛、解熱などの薬効がある。最近は野原で見掛けることが無くなり近縁種のオオオナモミも少なくなっている。これは東京薬科大学のもの。
コメント ( 2 ) | Trackback ( )