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フウ・4~雌雄花

 奥高尾“一丁平”に向かう登山道脇に生育している「フウ(楓)」。マンサク科フウ属の台湾や中国南部原産。日本には江戸時代中期に渡来した。公園樹や公園樹として利用されているがこの登山道を通るたびに何故ここにフウがあるのか不思議に思っている。一昨年の秋に果実を確認したが去年は花を確認できなかった。果実が無かったのでおそらく花は咲かなかったのだろう。フウは雌雄同株雌雄異花で春に新葉の展開と同時に開花する。写真の中央に立つのが雄花序で長さは2~2.5センチ。左下の赤い球体が雌花序で直径は7~8ミリ。雌雄花のどちらも花被は無い。葉はトウカエデに良く似ているが花も果実も全く異なる。
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アメリカスズカケノキ・5~雌花序1

 昭和記念公園で見られる「アメリカスズカケノキ(亜米利加鈴懸の木)」。スズカケノキ科スズカケノキ属の落葉高木で花期は4月。写真は雌花序で直径1.5センチほどで通常は1個ぶら下がる。球形の中心から多数の花柱が出て受粉期には柱頭が赤くなる。果実は秋に熟すが集合果の直径は3センチほどになる。集合果は花期にも残っていることが多く高い枝にあると花と見間違えることがある。
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ケヤキ・1~青渭神社

 調布市深大寺元町の青渭神社の境内にある「ケヤキ(欅)」の巨樹。説明板によれば、幹の目通りは5.5メートル、高さ34メートルとある。樹齢は600~700年と考えられている老樹だが今なお樹勢旺盛のようだ。調布市内現存最古の樹木で昭和47年(1972年)に市の天然記念物に指定された。
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