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モミジバスズカケノキ・5~開花

 北野公園で見られる「モミジバスズカケノキ(紅葉葉鈴懸の木)」。ヨーロッパ原産のスズカケノキと北アメリカ原産のアメリカスズカケノキの交配種で日本には明治時代に渡来した。スズカケノキ、アメリカスズカケノキ、モミジバスズカケノキは“プラタナス(Platanus)”として各地に街路樹や公園樹として植栽されている。雌雄同株で4月に枝先に雌雄の花序を付ける。写真は雌花序で直径は1.5センチほど。花弁は無く赤い柱頭が目立つ。
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ヒスイカズラ

 神代植物公園“大温室”で見られる「ヒスイカズラ(翡翠葛)」。マメ科ヒスイカズラ属のつる性常緑木本でフィリピン原産。私は5年前に沖縄の東南植物楽園で見たことがあるが久し振りに花を見ることができた。沖縄では露地だったが東京では温室でなければ育たない。開花時には雌蕊や雄蕊は隠れているが、オオコウモリが蜜をもらうために花にぶら下がると雄蕊が現れオオコウモリの頭に花粉を付けて他の花に移った時に雌蕊に受粉させる。日本の植物園などではオオコウモリがいないために結実しないので人工授粉を行うようだ。
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オオカメノキ・2~開花

 ガマズミ科(←レンプクソウ科←スイカズラ科)ガマズミ属の「オオカメノキ(大亀の木)」。北海道~九州の山地に生育する落葉小高木で樹高は3~4メートル。春に枝先から散形花序を出し周囲に白い装飾花を付け内側に直径6~7ミリの両性花がある。
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