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ヤマナラシ・3~紅葉

 小山内裏公園の林縁に生育している「ヤマナラシ(山鳴らし)」。ヤナギ科(←イイギリ科)ヤマナラシ属(ハコヤナギ属)の落葉高木で日本固有種。北海道~九州の丘陵や山地に分布している。雌雄異株で春に葉が展開する前に開花する。葉は互生し長さは7~15センチの広楕円形で風が吹くと葉が揺れて音がするのでその名がある。木箱の材料にしたことから「ハコヤナギ(箱柳)」とも呼ばれている。この株はほとんど落葉していたが高い枝に紅葉が少しだけ残っていた。
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セイヨウハコヤナギ・3~黄葉

 長池公園“姿池”付近に植栽されている「セイヨウハコヤナギ(西洋箱柳)」。ヤナギ科ヤマナラシ属(ハコヤナギ属)の落葉高木で一般的には「ポプラ(Poplar)」と呼ばれている。ヨーロッパ~中央アジア原産で世界中で植栽されており日本には明治時代に渡来した。特に北海道で多く見られる。雌雄異株で春に開花し5~6月に綿毛を纏った種子が風に舞う。札幌市内では初夏に雪のように綿毛が舞い地面を白く覆う様子が風物詩になっている。写真は雄株のようでここで綿毛の種子は見たことが無いが毎年晩秋に綺麗に黄葉する。
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