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オオハナワラビ・3~乳母ヶ谷公園2

 乳母ヶ谷公園の草地に生えている「オオハナワラビ(大花蕨)」。ハナヤスリ科ハナワラビ属のシダ植物で東北地方以南の林内や林縁に分布している。秋に栄養葉と胞子葉を伸ばし草丈は20~40センチになる。羽片の縁には細かい鋸歯があり先端は鋭く尖る。冬緑性だが栄養葉は冬に赤紫色になることもある。
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カシワ・3~果実2

 堀之内東山そらみの森緑地の林縁に生えている「カシワ(柏・槲)」。ブナ科コナラ属の落葉中高木で5~6月に花を咲かせその年の秋に果実を稔らせる。果実は楕円球形の堅果で長さ2センチほど。クヌギと同じように殻斗の鱗片は細く密に付いているがクヌギの果実は稔るまでに2年掛かる(2年成り)がカシワは春に咲いた花がその年の秋に稔る(1年成り)。
 ちなみに1年成りはカシワの他、ブナ、イヌブナ、コナラ、ミズナラ、シラカシ、アラカシ、イチイガシ、クリなどが挙げられる。一方、2年成りは、クヌギの他、アベマキ、ウバメガシ、ウラジロガシ、アカガシ、ツクバネガシ、ツブラジイ、スダジイ、マテバシイ、シリブカガシ、アメリカガシワ(ピンオーク)、アカナラ(アカガシワ・レッドオーク)などがある。
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