元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
アケボノスギ・6~葉
ヒノキ科(←スギ科)アケボノスギ属の「アケボノスギ(曙杉)」。中国原産の落葉高木で和名に“杉”の名が付くがAPG新体系ではヒノキ科に分類されている。
さてアケボノスギの葉は小さな一片が最小単位の単葉で真ん中の軸は茎(枝)になる。少し専門的になるが、葉や花は葉に付くことはなく茎に付く。写真の中央の軸(羽状の芯の部分)からさらに枝分かれしており、つまりこの軸は茎であることがわかる。落葉時は小さな葉が1枚1枚落ちるのではなく羽状のものがまとまって落ちるので落葉と言うよりは“落茎”或いは“落枝”とも言える。
一方、大きな葉が特徴のトチノキは小葉が5枚集まったものが最小単位の掌状複葉。つまりトチノキの葉の5枚一組のものと、アケボノスギの小さな葉の一片が同じ単位のものとなる。
この説明でハナイカダやナギイカダを思い浮かべた方は流石。ハナイカダやナギイカダの花は茎ではなく葉に付いているように見える。実はハナイカダの花は葉脈上に付いているが、これは茎(花柄)と葉が合着したものであり、ハナイカダも茎(花柄)が葉脈と合着しており花はやはり茎の上にある。
さてアケボノスギの葉は小さな一片が最小単位の単葉で真ん中の軸は茎(枝)になる。少し専門的になるが、葉や花は葉に付くことはなく茎に付く。写真の中央の軸(羽状の芯の部分)からさらに枝分かれしており、つまりこの軸は茎であることがわかる。落葉時は小さな葉が1枚1枚落ちるのではなく羽状のものがまとまって落ちるので落葉と言うよりは“落茎”或いは“落枝”とも言える。
一方、大きな葉が特徴のトチノキは小葉が5枚集まったものが最小単位の掌状複葉。つまりトチノキの葉の5枚一組のものと、アケボノスギの小さな葉の一片が同じ単位のものとなる。
この説明でハナイカダやナギイカダを思い浮かべた方は流石。ハナイカダやナギイカダの花は茎ではなく葉に付いているように見える。実はハナイカダの花は葉脈上に付いているが、これは茎(花柄)と葉が合着したものであり、ハナイカダも茎(花柄)が葉脈と合着しており花はやはり茎の上にある。
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ツルリンドウ・10~熟果
奥高尾“一丁平”に生えている「ツルリンドウ(蔓竜胆)」。リンドウ科ツルリンドウ属のつる性多年草で8~9月に直径2センチほどの筒状の花を咲かせ果実は長さ1.5~2センチの楕円球形になる。リンドウの果実が蒴果になるのに対して本種は液果になる。ところでこの果実を見つめていたら何かの顔に見えてきた。
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