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コクサギ・5〜種子

 奥高尾“日影林道”の沢沿いに生えている「コクサギ(小臭木)」。ミカン科コクサギ属の落葉低木で雌雄異株。花期は3~4月で果実は晩秋に稔る。果実は4分果になり中に直径4ミリほどの黒い種子が入っている。外果皮と種子の間にクリーム色の内果皮が見える。これは果実が熟すまでは折り畳まれているが外果皮が裂開するとこの内果皮がバネになって勢い良く拡がり種子を遠くに飛ばす仕組みになっている。写真はその弾ける直前の様子。これを指で挟んで少し押すと種子が発射され外果皮だけが残る。その後、外果皮は再び閉じて翌年の花期まで空のままで残っていることが多い。
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コメント
 
 
 
Unknown (平家蟹)
2024-12-25 08:41:57
この果実は変化があって面白いですね。
飛び出す瞬間を見てみたいものです。
しかし種子を弾き飛ばす為に開いた果実がなんでまた閉じるんでしょうね。
多分弾き飛ばす仕組みが必然的に果実を閉じるようになっているのかな。
初めて見つけた時は閉じているので中に種子があるかなと思ったら空っぽでがっかりした記憶があります。
 
 
 
コクサギ ()
2024-12-25 11:27:13
種を飛ばした後も閉じるので、この状態を見るとラッキーな気分になります。
 
 
 
平家蟹様 (多摩NTの住人)
2024-12-25 11:50:49
コメント有り難うございます。以前、この状態のものを指でつまんだら弾けて種が飛びました。そちらでも是非試してみて下さい。
 
 
 
楽様 (多摩NTの住人)
2024-12-25 11:51:32
コメント有り難うございます。閉じた殻は長く残っていますね。
 
 
 
Unknown (YAKUMA)
2024-12-25 18:46:37
コクサギ、以前このような写真を撮っているときに、視界の端に飛び出た種子の姿を見ました。
その瞬間を撮ることは難しそうですね。
 
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