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シモバシラ・9~高尾山1号路

 東京ではもう何日もまとまった雨が無く空気も地面もカラカラ。いつもならこの時期は何回か氷点下になることがあり高尾山では「シモバシラ(霜柱)」の氷華が各所で見られる。この日も八王子市は明け方に氷点下になったのでとりあえず高尾山に向かった。山頂直下の5号路では山頂のお店の方が水を撒いているようで小さな氷華がいくつか出来ていた。ところが5号路の北側やもみじ台北巻き道では地面がカラカラ状態でひとつも見つからなかった。写真は1号路“女坂”で見掛けたもの。長さ6~7センチで高尾山系で見られるものとしてはずいぶん小さい。
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ノササゲ・6~蓮生寺公園

 蓮生寺公園の藪に蔓を伸ばしている「ノササゲ(野大角豆)」。マメ科ノササゲ属のつる性多年草で本州~九州の山野に分布している。8~9月に長さ1.5~2センチの淡黄色の花を咲かせ果実は美しい紫色の莢になる。果実は長さ2~5センチで中には藍色の種子が数個入っている。
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散歩道・31~長沼公園擁壁工事2

 都立長沼公園の擁壁工事を前回は下から眺めたが、今回はそのすぐ上の“栃本尾根”を歩いてみた。“野猿の尾根道”東端から“栃本尾根”に進むと以前は鬱蒼と茂っていた雑木が全て切り倒され以前の山道の雰囲気は全く無い。擁壁工事の足場が組まれ遠く約15キロ先の西武ドームの白い屋根も良く見える。この斜面には当地では珍しいシラキが生育していたが、それも切り倒されたのではないかと心配していたが、幸い株は残っていた。既に落葉していたがまた来年黄葉も見られそうだ。
 擁壁工事現場を上から見るとすぐ下には昭和時代に開発された住宅団地が拡がっている。ひと昔前はこういう眺めは普通だったが、昨今はゲリラ豪雨の土砂崩れで被害が多発している。景観よりも人命第一になるのは当然だろう。
 写真中央に流れるのは多摩川支流の浅川でそのすぐ手前に京王線がある。ちょうど電車が通っているところだがおわかりだろうか。
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