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セツブンソウ・13~帯化現象

 キンポウゲ科セツブンソウ属の「セツブンソウ(節分草)」。早春に花茎を立ち上げ直径2センチほどの花をやや横向きに咲かせる。花は通常は花茎の先端に1個付けるが、写真では1本の花茎に3つの花が付いている。これは“帯化現象”と呼ばれるもので、本来は植物の成長は茎頂にある“成長点”が起点となっているが、稀に頂端組織に異常が起こり“点”が“線”状に変化してそこから複数の成長が現れる。以前、奥高尾“日影林道”で見たニリンソウの帯化を“両面二輪草”と名付けたことがあったが、写真は“三面節分草”といったところだろう。その花茎は4~5ミリあり通常の花茎の2倍以上太い。これは拙庭のもの。
コメント ( 4 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
豪華な花 (由木の住人)
2025-02-15 08:17:48
 セツブンソウでも帯化現象が起きるのですね。珍しい物を見せて頂きました。
 以前ヤマユリで見た事があります。一見、豪華ですね。

 前コメント、やはり、要らぬお世話でしたね。失礼致しました。性格ですので、これからも先走りしたり脱線するかと思いますがご容赦下さいませ。
 
 
 
由木の住人様 (多摩NTの住人)
2025-02-15 16:26:07
コメント有り難うございます。まさか我が家で帯化のセツブンソウを見られるとは思いませんでした。
 
 
 
帯化現象 (地理佐渡..)
2025-02-16 07:07:02
おはようございます。

あとひと月もしますと山野草を見られると思います。
良い勉強になりました。帯化現象覚えておきたい言
葉です。
 
 
 
地理佐渡.様 (多摩NTの住人)
2025-02-16 08:01:54
コメント有り難うございます。貴地はまだ雪景色でしょうね。帯化現象の野草が見られると良いですね。
 
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