元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
セツブンソウ・13~帯化現象
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/3f/1413d1fcda28e55bfb0642ee23c7b024.jpg)
キンポウゲ科セツブンソウ属の「セツブンソウ(節分草)」。早春に花茎を立ち上げ直径2センチほどの花をやや横向きに咲かせる。花は通常は花茎の先端に1個付けるが、写真では1本の花茎に3つの花が付いている。これは“帯化現象”と呼ばれるもので、本来は植物の成長は茎頂にある“成長点”が起点となっているが、稀に頂端組織に異常が起こり“点”が“線”状に変化してそこから複数の成長が現れる。以前、奥高尾“日影林道”で見たニリンソウの帯化を“両面二輪草”と名付けたことがあったが、写真は“三面節分草”といったところだろう。その花茎は4~5ミリあり通常の花茎の2倍以上太い。これは拙庭のもの。
コメント ( 4 ) | Trackback ( )
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以前ヤマユリで見た事があります。一見、豪華ですね。
前コメント、やはり、要らぬお世話でしたね。失礼致しました。性格ですので、これからも先走りしたり脱線するかと思いますがご容赦下さいませ。
あとひと月もしますと山野草を見られると思います。
良い勉強になりました。帯化現象覚えておきたい言
葉です。